昨日、一昨日とカラーガイド関連のUPをしましたので、本日は「フランスの伝統色」のUP、と行きたいとこですが、それでは芸がないので、会社員だったジーイー企画センター時代の仕事を公開いたしましょう。
↑ 赤い「色彩百科」は三十路半ばくらいの時の仕事だったでしょうか。
カバー絵はもちろん、内容の構成や本文、デザイン、イラストまですべて独りで作ったもので、いわば今の仕事の原点にあたるものです。
美大の絵画科出身ではあったものの、入社当時はデザインに関しては素人だった私に、師であり恩人でもある当時の故・伊藤会長が色々叩き込んでくれた、ひとつの成果でもありました。
絵画の色彩と違って、色見本などは印刷の色はアミ点の数字が間違えていたら致命傷。ザツなところは、そこで多少矯正されました。そんな感じで、今また仕事の原点に戻って考えてみようかと思っています。
白い「色彩百科」は、私の退社後に今のジーイー社長が編集して新版にしてくれた本で、今でも売っているとのこと。専門学校の副読本にも採用されたことがあったそうです。
ともかくも古巣に信頼されて、未だに仕事の関係が続いているのはありがたい限り。