木下式音感教育法〜第38回東京合同音楽祭

昨日は2月恒例の「木下式音感教育法〜東京合同音楽祭」に行ってきました。いつもの新宿文化センター大ホールですが、毎年一緒に行っているあ@花さんは鹿児島出張で来れず。代わりに一緒に仕事をしているデザイナーの土屋さんと一緒に行きました。

土屋さんとは花風社出版のデザイン&装丁で付き合いも長いのですが、おんかんの音楽祭は初めて。

いつもの前から11列というVIP席(自称)に座り、音楽にひたりました。

毎年聞いている音楽祭だけど、私が見たのは午後の部だけでしたが、その限りで今年は独唱がうまく行かずステージで半泣きになる子がいなかったなあ。3年くらい前は1人2人くらいはいたものですが。
それだけクオリティが上がったということでしょう。
例年より手早くなったのか、時間も早く過ぎた感じがしました。

ところで歌唱力のクオリティに驚いていた土屋さんですが、ひとつ彼がした疑問は、「園児たちの息継ぎや発声の仕方がみな同じ感じ」ということでした。

そりゃあ、そうです。それが教育法ですからね

幼稚園児に正しい発声や発音なんてわかるはずないですから、どうしても同じ型、基本を徹底的に身につけさせる必要があるわけですが、私が驚いたのはそこではありません。

毎年音楽祭では、おんかん出身者による演奏を結び前の一番で行うのですが、例年のクラシックと違い、今年は米国ニューイングランドで活動している歌手・堀優希さんがその歌声を披露しました。

圧倒的な歌唱力はもちろんですが、けっこうはじけた音楽なのにびっくり。3曲あった最後の”Eternal Flame”なんて曲はレゲエ風だったし、バックのバンドメンバーもロックな人たちでした。

堀さん、ビジュアルは普通のコスチュームでしたけど、格好をパンクにしたらブレイクするかも。いや、すごく勝手な感想。真に受けないで(笑)。

昨年ラフマニノフを弾いた生熊茜さんとは対照的、普段耳にしている音感教育とはだいぶかけ離れたものでしたが、それだけ出身者が目指して音楽が個性的ということでしょう。

指揮者の山田和樹さんを筆頭に、舞台レ・ミゼラブルのコゼット役をやっている折井理子さん(この日はお母さまが司会でした)など、どの人も似ていない個性的な音楽家です。

そう感じて、堀さんの歌を聞いてふと「根っ子がしっかり育っているから、何をやってもブレないし、様になるんだ」と再認識しました。

どちらかといえば優等生的なイメージのある木下式ですが、折井さんも堀さんもかなりロックな音楽家(ロックミュージシャンという意味ではない)。
司会の渡辺さん(折井さん母)は、実の娘を”はねっかえり”だなんて笑ってましたが、いや実際のところどうなんだか(笑)。

個人的にはそんな人が多く出るのも面白いなと思った次第です。

レディ・ガガだって、徹底的に音楽教育を受けた人だしね。
個性の下地に基本あり。そんなことを感じました。

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