今朝方、ツイッターでこんなブログ記事が話題になってました。
うーん。
自由を愛するのはけっこうだけど、教育の世界ってこういう人が多いんだよね。
このケースは発達障害のある子なんだけど、それでも「つまらなかったら立ち歩いていいよ」という考えには与できません。
そもそも発達障害と一口に言っても、 たとえ言葉を喋れない子にしても、教えればやって良いことと悪いことの区別はつくようになるのに、なんでそれをする前に子どもの「好きにさせる」のか理解できません。
周知のように「自由」とは人間社会のルールの中で許されるべきもの。
そのルールの 右も左もわからないうちから、「自由」を野方図に与えてしまうと、その子以外の生徒に迷惑がかかります。
素行の悪い生徒に立ち歩きを許可すると、いったいどんなことになるか。
私は教員時代にそれで何度も苦い思いをしました。
当時は20代で、どちらかというと、この先生と似たような考えを持っていましたが、そりゃ立ち歩きを許した途端、教室は無政府状態です(もちろん発達障害のクラスなんかじゃありません。定型発達の子ばかりの市立中学です)。
このブログ主さんがどんな経歴か知りませんが、学校の先生というのは、その経歴の中で「学校」しか知らない人が多いのが問題です。
そもそも社会の多くを占める「企業」というのは民主主義なんかじゃありません。
そこを間違えてもらっては困る。
1万人の若手社員がいくらイエスと言っても、社長がノーと言えばノーです。
そこで民主主義を持ち出して間違った判断をすれば、会社は潰れる。
1万人の若手社員も社長を失業者にさせるわけにはいきません。
少なくとも「授業中、立ち歩いて良い」などというのは、完全に社会のルールから反した話で、それをするなら授業中に休憩を設けるとか、別の工夫をすべきです。
この先生は「指導が上手と言われる先生の授業は、まるで軍隊だ」と言ってました。
その指摘自体ナンセンスですが、実は企業の指揮命令系統も軍隊と同じなのです。
軍隊は人間社会の指揮命令系統やルールを先鋭化したシステムですから、どんな社会でも、それに近いことはある。
そもそも「社会のルールを無視して良い」という考えの方が、軍隊より恐ろしいのではないかと思った次第ですが、如何なものでしょう。
こんばんわ。
今回も、禿同。
経験は有りませんが、軍隊も、まあ、官僚組織ですよね。
弾丸一発でも書類が回らないと戦闘できません。
自由に戦ってたら、負けます(笑)。
此の方の辿り着くところは、猿山に成りそうです???
三人寄れば派閥なのが、此の浮き世です。
お花畑では、絶対にありません!!!!