オウムとチュニジア、されど今年は家康公薨去400年

↑ こちら、JR静岡駅北口にある竹千代君(徳川家康の幼名)像です。

家康公の生まれたときは、応仁の乱以降の戦乱が100数十年にもわたって、この国で繰り広げられてきました。
今年は家康公薨去400年にあたる年、大阪夏の陣を最後に(家康薨去も同じ年)長きにわたった戦乱の世は終わりを次げ、その後300年近くもの長きにわたって、この国は太平の世を享受することになりました。

徳川家康は戦のない世を誰より望んでいたと思いますが、こと世界を見渡すと、そういう世の中にはなっていないようです。

2001年の911以降は、国と国との戦争というよりは、宗教や領土問題がからんだ、局地的な小競り合いやテロといった戦いが中心ですが、その点だけとらえてみると、20年前のオウム事件というのは、世界の中で最初にこういった局地戦、テロが行われたことになります。

昨日起ったチュニジアの乱射事件も、本質的にはオウムの地下鉄サリン事件と変わりません。
というよりオウム事件によって、アメリカがテロ対策に本腰を入れはじめたことを考えると、IS(イスラミック・ステーツ)による一連のテロは、オウム事件が飛び火したものと考えて良いかもしれません。

ただ両者に関連があるかないかは本質的な話ではなく、要はこういう危険な連中を野放しにして良いかということです。

ISが現地で掃討作戦に遭っている一方で、わが国では、同じようなことをしたオウム真理教が野放しになったままであります。

名前を変えいくつもの分派に分かれ(中心はアレフというそうですが)、結局は首謀者の麻原彰晃を崇拝するという無反省ぶりに加え、なんとオウム事件を知らない若者を中心に信者を増やしているというのですから、この国の治安はどうなっているのか驚くばかりです。

誤解をおそれず言えば、外国であればオウムはIS同様、掃討作戦に遭って殲滅されても不思議ありません(殲滅しろ、というのではありません。日本以外の外国なら、そうなるよという意味です)。

地下鉄に猛毒のサリンをまいて無差別テロをおかす団体に、一般市民と同じ人権を与えて良いものか。怒りを覚える次第です。

ところで徳川家康公が「殺さない」ということは有名だったようです。

征夷大将軍になったときの最初の命令が「百姓むさと殺し候こと、ご停止(ちょうじ)なり」というものだったそうで、これは間違いのない真実だったのでしょう。

しかしながら、そこは戦乱をくぐり抜けた人。
必要とあらば即断を下したと思います。
今の日本でそれをすることはできませんが、こういう団体を野放しにすれば未来の被害者が増えることは間違いありません。

チュニジアの博物館で命を落とした人も、まさかクルーズ船でテロに遭うとは夢にも思わなかったでしょう。まさに朝の紅顔、夕べの白骨・・・ご冥福を祈るばかりです。

家康公薨去400年に合わせてというわけでもありませんが、たまたま静岡市のhpに竹千代君を描いたマンガを掲載することになりました。来月UP予定です。

オウムとチュニジア、されど今年は家康公薨去400年” への2件のコメント

  1. 引き続き?、失礼します。

    オウムは相変わらずテロ集団ですね。
    実働はしていないが、監視下にはあります。

    その中でグルの三女、アーチャリーは教団とは離縁したようです。
    反面教師だらけだった環境から離脱して、
    心理学を修め、臨床心理士を目指しています。
    悪友がつい最近インタビューしてきて、
    聡明な女性だ、支援していくよ、
    なんちゃってましたから、そうなのでしょう。

    彼女一人以外は、相変わらずのようです、あの複数の団体。
    殲滅は大変ですから諦めて、でも、存在は忘れなきようにしましょう。
    日本にとって、一病息災的な???

  2. お頭さん、おはようございます!

    そうですか、アーチャリーの離縁。
    朗報です。

    個人的な話ですが、拙著「インドのアチャールくん」は、
    発売後、しばらくはアーチャリーと呼ばれることもあって、
    不愉快な思いをしました。

    最近はインド料理の漬け物アチャールが知られるようになったのか、
    (こちらが本物)滅多にアーチャリーと言われることはなくなりました。
    彼女なりに苦労したのでしょうね。

    一ツ木通りにもコロンビア坂に向かう入り口に「山○賊」という居酒屋がありますが、一次、資金源と言われました。
    最近では変な客引きをしてませんので、変わったかもしれません。

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