五十回忌と二十三回忌の病気じまん


昨日は駒込の吉祥寺で法事がありました。
祖母の二十三回忌と祖父の五十回忌がたまたま重なり、
母方の親戚の集まりで、こういう法事は最後になるかな~。

当日、母と弟とは11:20に赤坂見附駅のホームで待ち合わせる予定が、
家を出た11:05くらいに電話がかかってきました。

「ちょっと、アンタ。今どこにいるの。
 もう私たち待ってるのよ」

「約束は20分だろ。今行くとこ」

もともと母は時間より前に行って待ってる人ではありますが、
いや、人間年をくうと気が短くなるのか、約束の時間より15分も前に着いて、
まだ来ないと電話してくるとは、短気にもほどがあります。

ところが、11:15に赤坂見附駅に到着したところホームに二人の姿はなし。
昨日、再三場所と時間を確認したのに、どうやら違う場所で待ってる模様。

いつものことながら、うんざりして電話をしてみると、

「アンタ、どこにいるの?
 今、溜池山王よ」
とのこと。

言われてみれば、たしかに南北線の乗り換えには溜池山王の方が都合が良いのですが、
約束したのは赤坂見附駅、浅草行き・進行方向に向っていちばん後ろのホーム。

うーん。
だったら、そっちにいると初めから言えよな~。

親子なんでエンリョなく口論しながら、本駒込の吉祥寺に到着。

ほどなく親戚一同が久々に集まり、みな病気と入院の話に花が咲きます。

帯状疱疹に脳出血、肝臓ガンに手首の骨折、介護の話など、
MRIやら陽子線治療やらおだやかでない話のオンパレードですが、人間とはたくましいもの。
みな、見た目は元気に病気じまん(それも大病ばかり!)

いや、母の年代はわかるんだけど、私たちの同年代も同様。
やれ血圧がどうの、血糖値やら中性脂肪、尿酸値、コレステロール値など、
もろもろそんな話題が出てくる年代になりました。

駒込の吉祥寺は由緒ある曹洞宗の大寺。
駒込に住んでいた門前町の住民が、明暦の大火で家を失って、
五日街道に移住したのが井の頭線の吉祥寺の由来で・・・
まあ、それくらい由緒正しいお寺なのですが、取るものは取りますね~。

しつこく釣り上げないのは大寺の上品さですが、
昨今は、どこも檀家が減り、法事をしない家も増えてるそうで、
税制などで優遇されてるとはいえ、大きなお寺になるほど維持費などたいへんなのでしょう。

6人もの僧侶による読経は圧巻。
禅宗のお寺で詠まれるお経はバラエティに富み、
陀羅尼(ダラニ・古代サンスクリットをそのまま詠みあげるお経)や甘露経といった、
何やら有難そうなお経を解説入りで、
二十三回忌、五十回忌、それぞれ分けて詠んでくれます。

お寺も色々サービスに乗りだしたってことなのかな。

写真は母方祖母のゑいさんと、祖父の濶(ひろし)さん。
明治の人だけあって、威厳がありますね~。
今の人も、威厳をもたなきゃ、いげん・・なんて、ウフッ♪

五十回忌と二十三回忌の病気じまん” への2件のコメント

  1. big talker
    画伯、いいですね。叱られキャラとでも申しましょうか。微笑ましい会話です。

    確かにお年寄りは集まれば「病気自慢」ってなんなんでしょうね。一人がするとみんな話だす。

    旅人にもあるんですよ。「危険自慢」(笑)。だからなんなの、アホちゃう?って思います。自慢する事じゃ~ねぇ~だろう。

    「自慢」とはほとんど中身のないものです。

  2. ムショも
    naotさん、おはようございます!

    まあ、息子は一生母には勝てません。
    妻にも勝てんけど。

    そういえば、刑務所もそうらしく、
    罪が重いほどエライそうですよ。

    最近は知りませんが「オメえ、何人殺した?」みたいな。

    痴漢や婦女暴行は身分が低いらしいです。

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