「インドのアチャールくん 血の女神」、1か月近く間が開いてしまいましたが、こちらで完結です。
これでカーリーブラッドのお話はいちおうの完成です。
ガンジー博士とクリシュナがどうなったのか。
魔王ラーヴァナの正体はいったい何なのか。
今のところ、掲載される発表の場が見つからないために、未完の状態です。
おそらくは見つかったところで、このまま掲載ということにはならないでしょうから、 この形ではいちおうの完成ということになりましょうか。
さて、ラーヴァナというのは、インドの古代叙事詩「ラーマヤーナ」に登場する魔王で、修行によって神にも悪魔にも侵されることのない神通力を得た魔王です。
ただ、ラーヴァナは人間のことを甘く見ていたため、ヴィシュヌ神はラーマという王子に生まれ変わってラーヴァナを倒すという物語です。孫悟空の原型と言われる猿神ハヌマーンも、この時ラーマ王子を助ける英雄として描かれています。
この物語ラーマヤーナを原型に、というわけではありませんが、そのことを頭に置いたお話は、この時から歳月が経ってしまったため、かなわくなりました。
仮にオファーがあったとしても別の物語になるでしょう。
ただ、今回は間が空いたので、途中から読んでも何だかわからない方が多いかもしれません。
70ページ以上の中編ですので、お時間のある時にお読みいただくことをオススメいたします。
お楽しみいただければ幸いです!