タイトルの”名誉健常者”というのは、一昨日ツイッターで見かけた言葉です。
どんな意味で使っているのか、情報が交錯していてよく理解できなかったのですが、
これはアパルトヘイト時代の南アフリカで、
日本人が”名誉白人”扱いをされていたことにかけた言葉ですね。
何にせよ、良くない言葉だと思いました。
”名誉白人”とは、白人至上主義の鼻持ちならない、日本人を侮辱した言葉でしたが、
この”名誉健常者”という言葉を、何のつもりで使っているのか。
健常者でない人をバカにしてるのでしょうか、
それとも親切のつもりでいるのでしょうか。
なんか障害者を無理やり健常者と同じステージに乗せて、
自分たちの平等を押し付けるのが、何とも居心地がわるい。
障害者の立場で、その言葉に喜ぶ人がいるのかどうか。
教育関係やメディアなどでは、「障害は個性だ」という考えがあるようですが、
それは、この名誉健常者という言葉に似てる気がします。
”障害は個性だ”という言葉の中には、
その人の障害について何も解決しなくて良い、
生まれつきなんだから、放置しておきなさいというニュアンスが、
口当たりの良い言葉のもとにあるように思えます。
「そのまんまの君でいいよ、そのままの君が素晴らしいんだ」
うーん。
そのまんまの人間、素のままの人間って、ケモノに近いと思います。
素のままだと人間はケモノになるから教育があるわけで、
教育関係の人が、そのことを推奨するのはどうかと思うのですが。
写真は旧岩崎邸の撞球場(ビリヤード場)です。
インド北部カシミール地方の木造に似てますが、
設計したジョサイア・コンドルが英国人だったことを考えると、
それを模したことも考えられなくもありません。
コンドルはインド渡航歴がないようではありますが。
名誉ニンゲン
>そのまんまの人間、素のままの人間って、ケモノに近いと思います。
今朝のTVで、流し見したんですが、
あれっ、なんだっけな、オランウータンの子?、
授乳拒否?、子が飲みたがらない?
でニンゲンが育てているのですが、
自分をニンゲンと思い込むと後々大変、
どうするか、って感じでした。
どうしますか?
動物園だから、見殺しには出来ないでしょうし、
そのオランウータンが死ぬまで介護するのも、
営業収支的に負担が過ぎる?
自然の摂理に任せるのが良いんだけれど、
名誉ニンゲン主義者が五月蝿いんだろうなあ。
で、どうします?
親は先に死ぬ
ホントはアッシなんかが知ってちゃいけないんですが、
個人情報、港区内の人たち、
そして多分世界中に共通、宗教も超えて、
不具(敢えて言いますぜ)で生まれてきた子を持つ親の心配、
聴いちゃったんですねー(村上風に)。
親は先に死ぬんです。
でも、その子が産まれたときは、分からなかったかも知れないし、
不憫に思って、情に流されて、
自分が先に死ぬとこまで考えられなかった。
昔は長老が間引いてたけれど。
分かるけれど、どうしますか?
我々がジャンジャン働いて、どんどん税金払って、
或いは寄付して、
間接直接、助けますか?
アッシには無理、稼ぎも残り時間も無い。
で、どうしますか?
名誉男性
女は、社会で成功して幸せそうにしていると「名誉男性」なんて呼ばれますねー。
そう呼ぶのは、左寄りのフェミニスト。
女を分断するだけで、益の無い言葉だと思うのですが。
人間になるには
画伯こんにちは
「素のまんまだと人間はケモノになるから教育がある」
画伯の言葉で思い出したのですが、学生のとき、教育学の先生も言われてた言葉ですね・・・。
そのとき、学生達に是非読んで欲しいと毎年勧めていた本が2冊ありました。
狼に育てられた子の「カマラとアマラ」。牢獄に閉じ込められて育った「カスパー・ハウザー」でした。
内容を明確には覚えていませんが、これらの本の子供達は悲惨な目に遭い、あってはならないものでしたが、人間の脳の可能性も凄く感じました。
「人間の脳は未発達のまま生まれる。人間は人間として生まれながら、人間ではない。人間社会で育てられて初めて人間になる。」
こんなことを、その先生は言われてたような記憶があります。
そして、周りの人間によって可能性も変わってくるってことですかね。。。
Unknown
お頭さん、おはようございます!
飼われている犬は自分のことを人間だと思ってるそうですから、
「名誉人間」でしょうか?
飼い主でそういうこと言う人、少ないと思いますが。
いや~、親は先に死ぬって身近にある問題です。
私も近しい人にいますから、よくわかります。
この問題、聞かれると困るなあ~。
すみませんが、先延ばしってことで今回はご容赦くださいませ。
男まさり
zoomaniaさん、おはようございます!
め、め、名誉男性!?
なんですか、そりゃ?
フェミニストは女性に評判良くないですね。
特に仕事を持ってる人には疎まれる言葉みたいです。
そういえば最近、あまり使いませんが
「男まさり」なんて言葉もありますね。
男が弱くなったから、意味がなくなったのかな。
人間とは
いっちゃん、おはようございます!
脳外科の話だと、脳外科手術で腫瘍を除去する際は、
どこの範囲かほんとうはわからずに切るみたいですね。
一見、キケンな感じがしますが、
これは脳がプレーンなハードディスク状態に近いことを示してるのだと思います。
ある程度、除去してもほかの部分がフォローしてくれるのでしょう。
人格も同様で、人間の脳もはじめはプレーンな初期化状態なんだと思います。
そこにさまざまな情報(教育)を加えて人間たらしめるというわけですね。
まさにその先生の言われる
「人間は、人間社会で育てられて初めて人間になる」ということでしょう。