昨日は花風社さんと作業療法士&医学博士の岩永先生、神田橋先生のお弟子さんと
有楽町のキッチン・マ・メゾンで会食しました。
私も神田橋先生の本に載せるイラストがアップ。
それをお見せすることもあってご相伴にあずかりました。
岩永先生は私の描いた似顔絵とそっくりです(あ、初対面ね)が、
思った通りのおだやかな方ですが、芯の強い方でした。
みな自閉症を中心に障害者に関わる仕事をされているのですが、共通して言えることは、
障害者に努力をさせる主義だということです。
意外なことに、そうした主義の人というのは、障害者の世界では少数派。
多くの人は、障害については「周りが理解して、気を使うべきだ」というのがマジョリティーで、
がんばらせることは「かわいそうだから、やめるべきだ」と考えているようです。
たしかに、世の中にはがんばりようのない障害というのがあるのも事実。
しかし、障害のレベルによっては、驚くべき発達を遂げる発達障害者も少なくありません。
自閉っ子的・心身安定生活!の著者、藤家寛子さんなどは、最初ににお会いした時などは、
雨を痛く感じるほどの感覚過敏で、また食事も満足にとれないほどでした。
それが、本人の精進に加え、神田橋先生や岩永先生の力添えもあって、
何と彼氏(ができた!)と一緒に焼肉デートをするまでに成長したのです。
焼肉なんて、前は食べるどころか、煙を嗅いだだけでぶっ倒れるくらいだったのにね~。
焼肉デートなんて、人並みの幸せかもしれないけど、それができるようになるなんて素晴らしい。
をじさんは涙が出るほど嬉しいぞ。
「かわいそうだから、やめるべきだ」という考えも、障害のレベルによってはわからなくもない。
でも、最近は医療の発達で、短命とされていたダウン症の人なども60過ぎ、70まで生きる世の中。
障害があっても、親より長生きする子だって多いだろうに、やっぱり甘く育てるのは如何なものか。
なにか、そこに「ゆとり教育」と同じニオイを感じてしまいます。
画像はベストセラー「続・自閉っ子、こういう風にできてます!」のカバー絵。
ボールに乗ってる男性が岩永先生。鳥さんが藤家さんで、通称「ちゅん平」と呼ばれています。
つながり
ちゅんぺい様の進化が凄い。私はどうしても 自分が経験した我が子とダブらせて見てしまうのですが、うちもそうだったように、人と繋がっていくこと(ネットとかでなく)は 生きることに繋がると思ってます。それも いい繋がり。
ちゅんぺい様が花風社と繋がられたのもご自身が 生きていく上で大切な繋がりを努力して作られたんだなと赤い本「心身安定生活」を読みながら思いました。しんどい中でも、それでも人との繋がりを持とうとされ、人脈を獲得していかれてる。自立するために人・社会と繋がっていくか挑戦することって 大切だとあらためて思いました。家にこもらず とにかく行ける場所を作っていく これも 人との繋がりに通じると シミジミ感じます。
余談ですが、昨日の「カタツムリ」からの 物理的なお話し 赤点な私は一瞬 フリーズするかと思いましたが、へえ~ とあらためて これまた カタツムリの凄さに 感動するのでした。
希望の星、ちゅんちゅん
いっちゃん、おはようございます。
ちゅん平も一時はどうなるかと思うほど大変な時期がありました。正直、これはもうダメかもしれないように見えましたが、あれは夜明け前が一番暗いような話だったのかもしれません。
ともかくも、お子さまにとってもちゅん平は希望の星のような存在かもしれませんね。ご多幸をお祈りいたします。
カタツムリですが、考えてみると大食いですよね。ヘビのように半年食べないで平気な生き物ではなし。
どういう体のしくみなんだろう。そういえば昆虫も大食いだな・・。
お裾分け
ちゅん平様に幸せのお裾分けしてもらった感じです。足元見て、着実に歩いてる感じです。
どこで着実な歩み(?)といえば カタツムリ ブロック塀食べるなんて聞いたんですが。そういえば 塀に貼りついてますね。ミネラルとか とってるんですかね。カタツムリを食べる マイマイかぶり、大食いですよね。熱エネルギーより別のエネルギーがいりそうですね あの 黒い野郎は。
涙が出るほど
画伯のこの表現に、しみじみ共感しましたよ。本当にちゅん平の成長は涙が出るほどうれしいです。このエントリーをそのうちうちのブログで取り上げさせてもらうかもしれません。変な連中なだれこんできたらご遠慮なく削除の嵐を。
ブロックは
いっちゃん
ちゅん平のおすそ分け、きっと良いことがあるに違いありません。ほどほどにがんばってくださいませ。
でもカタツムリ、ブロックは食べてないと思います。そらムリでしょ。ブロックに生してるコケなら食べるかもしれませんがね~。
千客万来
あ@花さん、おはようございます
ちゅん平、ほんとそんな感じですよね~。DVDで彼氏とのメールをする様子もほほえましい。人並みの幸せが、いちばんの幸せかもしれません。
どうぞ、ブログでとりあげてくださいませ。千客万来、来るもの拒まず、去るもの追わずです。