ラフマニノフ、自作自演


「熱狂の日」のチケット販売について、みっともなく騒いでいたら、
チケット購入のノウハウをメールで送っていただいた方がいらっしゃいました。
おかげさまで、チケットは何とか購入できました。
誠にありがとうございました!

熱狂の日もそうですが、やっぱりショパンは人気ですね。
あのTSUTAYAでも、ショパンのコーナーを設けてベスト版を売ってたくらいです。
シューマンも同じ年に生まれていて、同じかそれ以上の大作曲家なのですが、
スポットを浴びてるのはショパンですね。

さて先日の土曜、ショパンではありませんが
NHK-FMでラフマニノフ自身が自らが弾いたという、ピアノ協奏曲2&3番を聴きました。
で、意外だったのは、すごくスッキリとして品の良い演奏だったこと。
(特に2番が)。

周知のようにラフマニノフといえば、
バンクーバーオリンピックで浅田真央選手が踊った「鐘」の作曲家。
やたら音がいっぱいあって、重苦しい音楽を作る人だと思ってましたが、
ご本人の演奏は人さし指1本で弾いてるんじゃないかと思うくらいシンプルなものでした。

以前、ピアニストの中村紘子さんが、
「ラフマニノフのピアノ協奏曲2番は、どこの部分が一番難しいですか?」と聞かれ、
「まあ! やさしいところなんて、一箇所もありませんわよ」と切り返しておりました。

ところがラフマニノフご本人の演奏たるや、まったく、そんな難しさを感じさせない。
本当に上手い人というのは、何でも「自分にもできそうだ」と思わせるほど
サラリとこなしてしまうものですが、まさにこの演奏はそれを地で行くものでした。

もちろん録音はアメリカに亡命したあとのレコーディング。
スマートながら深みのある演奏でしたが、
亡命時代にラフマニノフが作曲できなかった理由がわかる気もしました。
きっと演奏することで、心に棲みついた創作の魔物が逃げてしまったのでしょう。

写真は東京タワーをバックにした増上寺の桜。
今朝のテレビでは都内3位のパワースポット桜として紹介されておりました。

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