その後の龍馬伝


よく知られていることですが、わりと最近まで坂本龍馬は無名の人物だったそうです。
龍馬を有名にしたのは、何といっても司馬遼太郎の「竜馬がゆく(1962~66)」ですが、
実はその前に龍馬を有名にさせた出来事がありました。

時は日露戦争、開戦前夜。
明治天皇の后・昭憲皇后の夢枕に大きな男があらわれ、
「私が海軍をお護りいたします」と言いました。
目を覚まし不思議に思った皇后さまは、土佐勤王党だった宮内大臣にその話をすると、
思い当たるところのあった大臣は、坂本龍馬の写真を昭憲皇后にお見せしたのです。
皇后さまいわく「間違いなくこの人です」。

この話が日本中に広まるや、坂本龍馬は一気に大衆の人気を集め、
やがて日本海海戦でバルチック艦隊に大勝するや、京都の神社に祀られるまでになったとか。

真偽のほどはさておき、この話は「竜馬がゆく」の最後にも記述されています。
うーん。
だが、皇族の正夢を取り上げるなんて、ある意味、司馬遼太郎らしくないな。
まあ、このエピソード自体は事実だそうだけどね。

昨日はお花見の予定が、あまりの寒さで延期になりました。
予定変更で、火曜会の稽古に出席し、帰りは北品川のホルモン焼 もんもんで一杯。
母体がお肉屋さんだけあって、安くて旨いです。

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