赤坂・日本民酒党の思い出


昨日の続き。
ニュー・ラテンクオーターを覚えている赤坂のおじさん&おばさんたちが、
(見覚えがある人たちでした。当たり前ですが)
すごーく楽しそうに話をしていたのが印象的でしたが、昔話って楽しいんですね。
(知らないひとはついていけないのが難点ではありますが)。

ただ、ラテンクオーターの全盛期は私の年代だと、よく覚えてません。
梶原一騎原作の「プロレススーパースター列伝」のジャイアント馬場編に、
力道山が刺される場所として出てくるので、間接的には知ってますが、
マンガに出てくる絵は、テレビで見たラテンクオーターとは少し違う感じでした。

力道山を刺した男は最近出所したらしいですね。
力道山という人は素人にも手加減をしなかったそうで、
聞いた話ですと、些細なことで力道山に口論を吹っかけたものの、
それこそボコボコにされ、
命の危険を感じて刺したと主張してるそうです。
(きっとホントのことなんでしょう)。
それにしても華やかかりし赤坂の時代でした。

昨日アップした写真、松月の先に赤い庇(ひさし)が出てますが、
あれこそはわが青春のシンボル”日本民酒党”だったと記憶しています。
(青春のシンボル・・・ウーム。それも情けないいかな)。
今は画廊か何かになっていますが、
私にとって一番美味しい焼き鳥は、後にも先にも、日本民酒党をおいてほかにありません。
(正確にはやきとん。漢字の焼き鳥は鶏肉。仮名のやきとりは豚の部位を使用)。

まだ酒の味を覚えたてだった私は、居酒屋デビューは18歳の頃だったでしょうか。
違法とは知りながら浪人のぶんざいで、親の目をすり抜け(実際はバレバレ)、
同じ浪人の悪友たちと、肉厚のタン・ハツ・カシラ(豚の舌、心臓、頬肉)、
アゴが怠くなるほど歯ごたえのあるナンコツを、
覚えたてのビールで流し込んだのは、まるで昨日のことのようです。

たぶん世間には、あれより旨い焼き鳥はいくらでもあるでしょうが、
いやあ、私にとってあの焼き鳥の味に勝るものはありません。
ちなみに世界2位の焼き鳥は有楽町のねのひ
こちらは、まだガード下に燦然と輝いております。

写真は10数年前の私の作品「」。
ノスタルジアをテーマに描いたものですが、まだ存命だった父に「懐かしい」と言われました。
埴谷雄高(はにや・ゆたか)の「悪霊(あくれい)」にヒントを得て描いた作品です。

赤坂・日本民酒党の思い出” への4件のコメント

  1. 日本民酒党
    出ました!! 大学に入ったら行こうと決めていた店です。

    残念ながら行く機会はありませんでした。

    私たちは学園祭の後は「駒忠」、あるいは渋谷の
    センター街にあった飲み屋「どびろく」(漢字失念)で
    現役時代から飲んでおりました。

    「どびろく」の入り口に、張り紙がありました。

    「広尾高校の方はお断り」

    大らかな時代でございました。

    良い青春時代を過ごすことを許してくれた
    時代と赤坂の街に多謝!!

  2. 在りましたね
    飲兵衛の九州人と共に入ったっけなあ。
    店内とかの記憶は蒸発してしまったけれど、
    懐かしいです。

  3. 駒忠
    センター街にあった「どびろく」は行ったことありませんね。
    「駒忠」は私にとって居酒屋デビューの店でした。
    浪人時代でしたね。

    円通寺通りから下って、一ツ木通りとみすじ通りをつなぐ道にあり、
    今は寿司屋か何かになっていると思います。
    当時の実家から30秒の場所でした。
    中学時代の悪友で、中卒で働いていた友だちに呼び出され、
    おごってもらったのが最初でした。
    その友人は10年前に早世し、嗚呼、兵どもが夢の跡・・・。

    お気に入りはスタミナ焼き。
    にんにく醤油を使ったただの野菜炒めですが、
    妙に美味しく感じたものです。
    スズメ焼きやイナゴの佃煮なんてものもあって、
    かなりバラエティに富んだメニューの店でした。

    最後に行ったのが、1990年くらいだったでしょうか。
    (その頃まであったはずです)。
    愛媛の漁港で育った人と行き、刺し身を食べてもらえなかった覚えがあります。
    最後はスタミナ焼きも含め、ずいぶん味が落ちていた。

    書きながら店内の様子がハッキリ思い出されました。
    またネタのご提供をお願いいたします。

  4. Unknown
    おっと、お頭さん。入れ違いでしたね。
    大江戸さん、上のコメントは大江戸さん宛です。

    店内の様子が蒸発ですか。
    当方、丁度駒忠の店内を思いだしていたところです
    手前が厚めの木材でできた黒いテーブルで、少し入ると囲炉裏風のカウンターがありました。
    で、奥の入り口から右側がお座敷になっていたのかな。

    今度、絵に描いてみようかな。
    お頭さん。ネタの提供、ありがとうございます!

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