韓国でも高橋大輔選手の人気はうなぎ登りだそうで、映画「道」の反響もすごいそうです。
荒川静香選手の時も「誰も寝てはならない」の売り上げが大変だったそうですが、
これから映画「道」のDVD売り上げに注目したいところです。
こうしてスポーツから芸術の世界に広がっていくのが、
フィギュアスケートの魅力であり、素晴らしさに違いありません。
映画通のtomozoさんのコメントによると、
「道」のヒロイン、ジェルソミーナの役は女優にとって憧れの役なんだそうです。
演じたい役は? ときくと、ジェルソミーナを挙げる人が多いんだとか。
私は強いと思われてる女性ほど、ジェルソミーナに共感すると思っていましたが、
何か、そこに理由があるんでしょうね。
私はこの映画の存在を、中学時代に読んだ
遠藤周作の”狐狸庵(こりあん)先生”のエッセイで知りました。
ストーリー内容も全部書いてあって、狐狸庵先生は
「男と女の間って、ジェルソミーナとザンパノの関係なんだよな」
とおっしゃっていたのです。
当時は何のことかわからず、浪人時代、早稲田松竹ではじめてこの映画を見た時も、
うしろに座ってた女性客の「かわいそ~(ジェルソミーナが)」とか
「ひどーい(ザンパノが)」という声がうるさく、
狐狸庵先生のおっしゃった意味がわかりませんでした。
その後、何度もフェリーニの「道」は繰り返して見たのですが、
この映画を見て本当に涙したのは、何度か挫折して人生の悲哀がわかった頃かな~。
ザンパノが海岸で泣きむせぶ、あのラストシーンは
奥さまに先逝かれた、世の男性たちの姿に重なるのかもしれません。
(亭主が先に逝くと、世の女性はかえって元気になるそうですが)。
ケガを乗り越えた高橋選手だったからこそ、あの世界を表現できたのでしょう。
荒川静香さんもコメントしたように、
高橋大輔選手の演技は、こと芸術性においてはダントツだったと思いました。
写真はキッチン・マ・メゾンのブイヤベースと、そのスープで作ったリゾット。
2人前2900円で新鮮な海の幸が、腹一杯味わえます。
強い男と無垢な女
なるほど~。
狐狸庵先生も深いですね。
私も最初は
ジェルソミーナがかわいそうと思ったクチですが、
少し大人になると、やっぱりザンパノに泣けます。
力だけが自慢だった男が、
衰えを感じ始めたときに、ふとジェルソミーナを思い出すなんてね~。
ちょっとまた見たくなりました。
年齢を重ねると、
また違った見方ができるかも知れませんね。
でも、きっとTSUTAYAは貸し出し中でしょうね~。
きっと違った見方が
そうなんですよ。
狐狸庵先生はいきなり深い結論を出してしまったので、
私は中学時代から30代半ばになるまで、
あの映画の本当の意味がわかららなかったのでしょうね。
いや~、もしかすると、まだわかってないかな?
またしばらくぶりに見てみようかな。
でも、おっしゃるようにTSUTAYAはきっと貸し出し中でしょうね。
いっそ購入しようかな。
Unknown
リゾット 美味しそうです
ブイヤベースのスープ素晴らしいですね
おいしいです♪
ryuji_s1さん。
時々、ブログ拝見しております。
すてきな絵ですね。
ここのリゾットは素晴らしいですよ。
一度ぜひお試しくださいませ。
Unknown
高橋君の道はよかったですねえ。
私も道はかつて何度も見ました。
あのジェルソミーナの役いいですよねえ。
(どこかしら、まやさんに似ていると思っているのはわたしだけかな?)
やはり,また見たいと思いTSUTAYAへいきましたが
貸し出し中でしたねえ~。
マヤはマリアに
実は、マヤさんのことはマリアと名を変えて
拙著「おちゃめなイタリア人!」に登場させました。
もくじのタイトルは「ナポリのジェルソミーナ」としてあります。
版元のトラベルジャーナルが、出版から撤退したので
(母体は旅行会社と学校)
書展流通では入手できませんが、
アマゾンの古本では、ほとんどタダのような値段で売ってます。
よろしければご覧くださいませ。