青山 カサーレ・デル・パッチォコーネ


一昨日の火曜会では、稽古のあとにフィリピンから来たRさんを励ます会を設けました。
Rさんはフィリピンはセブ島出身の30代、実家は兄弟10人の大家族です。
彼は火曜会最年長N島翁の娘婿、日本に来て7年くらいになります。
N島翁との関係から火曜会で柔道をはじめ、わずか1年半で黒帯を取得しました。

ところが昨年の12月、彼の兄(上から3番目)がまだ49歳の若さで逝去したのです。
一番仲が良くて、慕っていた兄貴だったそうですが、肝臓ガンでした。
Rさんは一滴も飲めないのに、兄貴は大酒飲みだったそうです。
本当は飲めない体質なのに、無理して飲んでいたのかもしれません。
その兄貴が亡くなって、まだ1ヶ月足らず・・・やっぱり元気なかったな。

道場では久々に彼と乱取りをしましたが、何だか妙に重たかったですね。
それも物理的にではなく、気持ちの重たさが出たというか・・・。
ウインドサーフィンの名手で、運動神経の良いRさんですが、
普段の軽快な動きがなく、妙な”気の重さ”がありました。
柔道は稽古熱心、普段はフィリピン人らしい明るい性格なんですが、
やっぱり、そういうものが出るんですね。
セブにいると墓が近くなんで、毎日お参りをしては泣いてしまうそうです。
喪に服すのは大切ですけど、生きていく上でいつまでもそれはできませんから、
早々日本に戻って仕事をするのは、彼にとって良いことでしょう。
時間はかかるかもしれませんが、やがてRさんも元気になることでしょう。

乱取りなどで相手と組みと、強い弱いに関わらず、
組み手からその人独特のくせや性格を感じます(相手も同じです)。
何十年ぶりに組んだ相手に「ああ! こいつ、こういう奴だった」と思いだすこともある。
これは隠しようがないことで、ある意味で自分の人格をさらけ出しているのに似ています。

写真は青山墓地前の紅茶博物館跡にできたトラットリア、カサーレ・デル・パッチォコーネ
モチモチした本格的なナポリピッツァが1050円で食べられます。店の雰囲気も良し。
気に入ったので、今度は夜行こうと思ってます。

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