昨日、龍馬伝を見ていたらタイトルに音楽指揮・広上淳一とクレジットされてました。
ドラマも面白いですが、久石譲の音楽も素晴らしい。
その演奏が広上淳一というのですから、NHKの人選もさすがです。
大地が鳴動するような彼のスケールの大きな演奏は、
貧弱なわが家のテレビの音響機器を通じても伝わってきました。
こういう、あまり表面に出ないところに魅力があるというのも、
ドラマの人気につながってくるのでしょうね。
香川照之の岩崎弥太郎は色々なところで注目されていて、言うに及ばずですね。
本人は父の猿之助とは、あまり接した記憶がないそうで、
役者という職業も消去法でなったそうですが、
良い意味でケレン味たっぷりの演技は、市川猿之助の早変わりを思いださせます。
そう言われるのは本人としては不本意か・・・
でも、役者としてあそこまで到達すれば、あまり関係ないでしょうね。
わが家では土佐弁で岩崎弥太郎のマネをするのが流行っています。
龍馬役の福山雅治も、ラジオのDJなどではあまり好きでなかった人ですが、
二枚目役がそんなにイヤミでなく、なかなか良い感じです。
当方、坂本龍馬に思い入れがないせいか、福山龍馬が好きになりつつあります。
ただ加尾役の広末涼子がつまらないなあ。
ドラマには主人公に惚れる相手役がつきものですが、
こういう役の多い女優は如何なものか。
役者は一にガラ、二にカン、三に慣れと言いますが、
加尾役は何だかガラだけで出来る役に見えてしまいます。
そんな意味で、この人と小雪は双璧だと思う。
先日「不毛地帯」や「おくりびと」を見ながら、そんなことを感じてしまいました。
ただ、見てるうちに慣れてきて気にならなくなるのは不思議。
それも芸のうちかな?
写真は赤坂・揚州商人の揚州濃厚塩ラーメンと餃子。
餃子は携帯のメルマガによる100円クーポンによるもの。
メルマガに2番人気と書いてあったので、ついつい乗せられてしまったが・・・まあまあかな。
この年になると、濃厚すぎると腹が減らないのが嬉しくない。