佐々木芳野プロデューサーお別れの会


佐々木芳野さんは「Shall we ダンス?」や
「解夏(げげ)」「それでもボクはやってない」などの作品を手がけた、
映画制作会社アルタミラ・ピクチャーズのプロデューサーです。
その方が先日、卵巣ガンで亡くなられたという話を聞いてびっくり。
シナリオライターをしているが、
学校の怪談シリーズの脚本でお世話になっている関係で、
佐々木芳野さんとは、何度かお会いし、絵まで買っていただいていたのですから。

解夏は大好きな映画でDVDも持っています。
その解説を読むと芳野さんが、どれだけ心を砕いてこの作品を手がけていたのかわかります。
まだ見ていない方はぜひ一度見てください。
涙なくして見られない美しい映画です。
闘病5年と書いてあったから、もしかすると、この時に病気がわかっていたのかもしれません。

「佐々木芳野プロデューサーお別れの会」は、
昨日、成城学園にある東宝スタジオの中で行われました。
お香典を用意したのですが、献花だけ受けるという形式でした。
また案内状には「平服でお越しください」と書いてあり、
まさか平服というわけにもと思い、スーツを着ていったのですが、
映画関係者はみんな平服で来ていたようです。
スーツの人は少なかったな。
絵描きのくせに私も世間染まってしまったものですね。

東宝スタジオの中は人でいっぱい。
周防正行監督&草刈民代夫妻や大杉漣さんなど、映画に関連した人たちが多く見られました。
驚くほどの数の人で、芳野さんの人柄が忍ばれました。
心より佐々木芳野さんのご冥福をお祈りいたします。

画像はアルタミラさんの縁でイラストを担当した、周防監督の著書「インド待ち」のカバーです。
(この時、私ははじめて周防監督にご挨拶しました)。

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