前回の展覧会あたりからクセになったことに、落語や朗読を聞きながら絵を描くことがあります。
これは考える作業や、仕上げの作業の時には不向きですが、
手を動かすだけの仕事の場合は、落語や朗読がモチベーションを上げてくれることがあります。
結婚前に一時、テレビをつけながらの仕事を試したことがありますが、これは全然ダメ。
一人っきりの作業ですから、誰も文句は言いませんが、まるっきる仕事になりません。
今は当然ながら作業場にテレビは置いていません。
でも落語は全然違います。脳に良いのかな。
あのリューベンスも、吟遊詩人に朗読をさせながら絵を描いていたそうですから、
そんなに間違った方法ではないと思います。
で、今日から聞きはじめたのが桂歌丸演ずる怪談・牡丹灯籠。
もとは、三遊亭円朝の創作落語で、
それがお芝居や映画などに脚色されて、世に知られるようになった話です。
だが、はて・・・どんなストーリーだったのか、これがあまり知られていない。
私もよく知らないので、今回聞きはじめたわけですが、
これが何と45分のCDで5枚ある大作。
ワーグナーの楽劇なみの長さです。
しかも、それでも話のほんの一部だというのですからびっくりです(それこそニーベルングの指輪なみ)。
まあ、歌丸師匠いわく、
明治時代の噺によくある、主人公が途中で変わってしまうストーリーなので、
ダイジェストで演じざるを得ないんだとか。
で、桂歌丸師匠の語り口はなかなかのもの。さすがに聞かせます。
まだ、怪談になる前の噺ですが、落語にはただ笑わせる以外のストーリーも多いんですな。
いや、奥が深い。
Unknown
ほう。
興味深い。
私は
ここ7~8年か…
落語にはまっているのですが
家事(アイロンとか掃除とか料理とか)は
断然落語を聴きながら…になってます。
AMラジオが聞ける家に越すのが夢。
マンションじゃ聞けないんです。
とにもかくにも
TVって
ちょっと価値減ったな。
そうそう
たしかに落語って、意外に手作業に向いてますね。
でもAMラジオ、アンテナ買えばマンションでも聴けるのでは?
うちもAMラジオ用のアンテナ使ってますが、
大相撲の時などは重宝しております。
テレビはね~、とにかく精神状態を揺さぶられてイヤですね。
私は毒にも薬にもならない旅番組が好きです。
明日は
そういえば、明日はウタマル師匠の誕生日ですね。
今、wikipediaをチェックしました
あ、ほんとだ・・・。
8月14日、御歳73歳におなりですね。