人の心が壊れる時


昨日の話を火曜会メーリングリストに流したところ、
友人の対処をほめる意見があったほか、
大学や家族に連絡すべきだったのでは?・・という意見も流れてきました。
うーん。
大学に連絡まではまだしも、あまり深入りした話にするのは現実的ではないかな~。
家族だって困ってるはずだし、大学に連絡しても根本的な問題は解決しないしね。
ただ万が一、他人に危害が及ぶ危険は除くことができますね。
火曜会としては「異常な人に対する護身や心構え」を考えることが必要かもしれません。

さて。彼がどんな障害なのか、症状なのかはわかりませんが、
人間というのは心が壊れる瞬間があると思います。
「シャイン」という映画にもなった、デビット・ヘルフゴッドというピアニストが、
コンクールでラフマニノフの3番コンチェルトを弾いてる時、心が壊れてしまうという場面があります。
難曲というのは恐ろしい。天才ピアニストの精神を破壊してしまうのだから凄まじい。
そんなことが本当にあるのかと思っていたら、
知り合いの知り合いに、昔天才バイオリニストと呼ばれた人が、
同じような理由から、今は重度の精神障害に悩んでいるらしいです。
もちろん音楽で壊れる人はごくまれで、普通はもっと下世話な理由で人は壊れます。
貧困、病気、ひどい言葉や侮辱、職場の差別、友だちの裏切り、嫉妬、絶望、etc。
今の世の中は、人の心が壊れる要素がいっぱいあるんでしょう。
だけど、人は壊れてワケがわからなくなった方が幸せなんでしょうか?
それともかえって苦しいものなんでしょうかね~?

写真は本文とまったく関係ありませんが、ヤマガタ・サンダンデロのカニのキッタラです。

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