異常行動をとる人


昨日は火曜会の稽古でしたが、ストレッチ中に「異常行動をとる人」の乱入がありました。
来る時に、海洋大学の門のあたりでブツブツ言いながら屈伸運動をして、
一人でしゃべって笑ってる奇妙きわまりない人物を見かけましたが、どうやらその人物でした。
小太りの赤ら顔で、仮面のような笑顔は一見して普通でないことがわかりました。
彼は道場の外扉からひょっこり顔を出し、一人でわけのわからないことを言いながら
端っこで一緒になってストレッチをはじめたのです。
ところが当然、まったくかみあわない。
こちらは「1、2、3、4」と号令をかけているのに、
「コーラが1リットル、コーラが2リットル」と意味不明ことを口走りるのです。
でもどうやら、道場が気に入った様子でした。
みな「早く行けよ」という表情をしましたが、もちろんそんな空気を読める人ではなく、
いっこうに帰る気配はありません。困ったなあ。

ストレッチがおわりかけてきたところで、師範格の友人が何かやんわりとさとしたところ、
意外にあっさりいなくなりました。
どうやら「真剣に稽古をされない方は、この会は参加できないのですよ」と言ったようなのです。
彼も刺激して問題を起こされても困るし、もちろん暴力で追い出すことはできないので、
言い方を考えてそうなのですが、この言葉が効いたのかね?
しかし刃物を持っている(多分もってないだろうけど)かもしれない相手に、
相手も自分たちも誰も傷つけず、何事もなかったように退場してもらったのは、さすが高段者です。
力で相手を制圧するのではない、見事な一本に思えました。

もっとも彼が去ったあとも、みな「戻ってくるのでは」と緊張しながらの稽古になりました。
出入り口に人の顔を見かけると、ちょっとドキッとしましたよ。
ともかく何事もなく無事稽古を終えることができましたが、火曜会はじまって以来の珍事でした。
ただ、私たちは彼が姿を消すことで問題解決ですが、家族やまわりの人たちはそういうわけに行きません。
どうすれば良いのやら、ちょっと色々考えてしまった次第です。

写真は次回、個展に出す作品です。これもまだ制作過程です。

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