鎌倉の落下爺さん


昨日はクライアント2名と一緒に鎌倉に出かける。
鎌倉駅に集合し、鎌倉小町で早めの昼食をとってから、
阿弥陀如来さまを拝みに浄光妙寺(じょうこうみょうじ)に向かう。
・・とその途中、道の脇にある1mほどの深さの溝に、頭から落ちてる自転車を見つける。
はじめは捨てられて自転車か、と思い近づいていくと、その陰でフガフガ言ってる年寄を発見。
人間、こんな時はすぐに状況がつかめないもの。
何で年寄が溝の中にいるのか、数秒の間理解できずにいたが・・・すぐにこれは大変と救出にあたる。
おじいちゃん、どうやら自転車に乗っていて、頭から溝に落ちたらしい。
ただ・・・よく「年寄は転んだら死ぬ」というが、父を見ている経験からすると、あれはウソ。
死ぬこともある、というのが本当で、人間そんなに簡単に死ぬもんじゃない。
オヤジもしょっちゅう転んでタンコブを作っているが、まだヨボヨボしながら元気でいる。
(足の骨を折ると危ないらしい)。
御歳90歳になるという、この落下爺さんも丈夫なもので、
そもそも90で自転車に乗ること自体びっくりだが、爺さん、意外に元気でヘラヘラしている。
もっとも歳をとって、感覚が鈍くなってることもあるのだろう。
頭は打ってないと言いつつ、大きなタンコブを作っていたし、
わき腹も痛めているようなので、溝の中の座れるスペースまで引き上げて119番。
ほどなく救急車がきて、ことなきを得たのだが、いやはや人騒がせな話だ。
まあ、自転車に乗るような爺さんだ。
あのくらいで死にはしないだろうが、
浄光妙寺の阿弥陀さまには、落下爺さんが早く良くなるよう祈ってあげました。

夕食はひさしぶりにフルフル。
ここも人手不足で休むことが多かったから、どうだろうと心配したのだが、まったくの杞憂。
いつも以上に美味しくいただくことができました。

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