赤坂ブレッツカフェ クレープリー


こちらは昨日行ったわけでなく、金曜あたりに入った店です。
ベルギービールと同じく赤坂sakasにあるブレッツカフェ クレープリー
ソバ粉を使ったクレープ「ガレット」の店だそうだが、
こちらはフランスはブルターニュ地方の料理。
フランスでソバ粉?
そう思ったが、たしかにヨーロッパにソバを食べる文化は意外に少なくない。
まあ、痩せた土地に育つから北ヨーロッパみたいな土地には最適な穀物ともいえる。
北イタリアはソバ粉入りパスタを食べるし、
ドイツもソバ粉のクレープを食べると聞くが・・・それにしても、フランスでソバとは初耳。
店の名前になってるBREIZH(ブレッツ)も、まったくフランスっぽくないなと思ったら、
ブルターニュ地方というのは、フランスの中で唯一ケルト系民族の住む地方で、
北西部の半島ということもあり、
百年戦争ではイギリスと領有権を争われた土地なんだそうだ。
写真左下はブルターニュの旗、だいぶフランスと違う文化圏みたいね。

で、料理はというと、これがなかなかのもの。
ソバという素材は細かい空洞が多いのか、ほかの味を吸い込む傾向がある。
グリエールチーズとか生ハム、卵、アンチョビーといった食材の旨味を
ソバのクレープがタップリ吸い込み、独特の食感を生み出す。
シードルというリンゴの微発泡酒もガレットにはピッタリ。
私がたのんだシードルはオーガニックと商品名のついた”皮つきリンゴ”のシードル。
プーアル茶の香りを思わせる、土壁のような独特の匂いが何ともヨーロッパ的。
けっこうなお点前でございました。

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