エメイ山を従え、東方の旅立ちに身支度をするカーリーを讃える祝典序曲


先日、近所でちょっとした集まりがあったので、展覧会の案内状をお渡ししたところ、
年配の方から「この絵は、よくわからん」との指摘をされました。
もう20年くらい、ずっと言われ続けている言葉なので、気にはなりませんが、
なるべく多くの人にわかってもらわないと困るので、解説をいたします。

エメイ山を従え、東方の旅立ちに身支度をするカーリーを讃える祝典序曲
変なタイトルだし、文法的にもちょっとおかしいのですが、私の作品に限らず、
こういう長いタイトルの場合は、絵に描いているそのままという場合が多く、この作品もそうです。
エメイ山とは現実ある山ではありませんが、中国四川省にある峨眉山をモデルにしています。
杜子春の仙人が住んでいた山ですね~。
最初に峨眉山の姿を描いていましたが、描いてるうちにだんだん変わってしまったので、
峨眉山のアルファベット表記・Mt.Emei(実際はエメと発音する)にしたのです。
(私は商業ベースのイラストでは、キッチリ下書きをしますが、絵画ではいきなりカンバスに攻撃します。
 区別してるわけではないのですが、その方がどちらもやりやすいので・・・)。
エメイ山は動く山で、ヒンドゥーの女神カーリーに従い、東の方に向かいます。
カーリーは悪鬼を倒し、血をすするのが大好きという激烈な女神ですが、私の大好きなヒンドゥーの神様です。
2005年、コルカタに行った時に父の胃ガン治癒&友だちのガン治癒を祈願してきました。
(もちろん私自身のお願いもしました)。
コルカタの親友ボース氏のおかげで、信者しか入れないドッキネッショル寺院の中で礼拝することができました。
そのおかげかわかりませんが、今のところ父も友だちも元気でございます。感謝でございます。
カーリーが悪い血をすすってくれたのかね?
さて、東方とは中国やインドから見た東、すなわち日本ですね。
日本にカーリーが祝福にやってくる・・というわけです。
タイトルの「祝典序曲」という言葉は、ブラームスの「大学祝典序曲」によるもので、
この絵の中で実際に祝典はまだ行われていませんが、
これから何か良いことが起こる・・・という願いを込めて描いたものです。
カーリーは祝典に相応しい神ではありませんが、スーパーパワーを秘めていることから描くことにしました。

何だ、余計わからなくなったじゃないか!
という方もいるかもしれませんが、その際はご容赦のホドを。

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