濱田選手、ウルフ選手の男女ダブル金、おめでとうございます!〜井上康生監督の過去の反省から生まれた? 「負けない」日本柔道の大躍進!

連日、日本柔道のメダルラッシュは実に嬉しい話なのですが、正直夕方頃になると、まったく仕事が手につかなるのは実に困ったもの。
まあ、普段からそんなに手についているのかという話ではありますが(笑)。

それにしても日本の柔道選手も変わったものです。

これは昔、井上康生監督の現役時代…アテネオリンピックだったか、得意の内股にこだわるあまり、相手選手に研究をされてメダルを逃した反省によるかもしれません。
昨日のウルフ選手の試合は、苦手なチョ・グハム選手の背負いを徹底的封じる研究が功を奏したものでした。

考え方を変えると、井上監督があの時メダルを逃したからこそ、今のメダルラッシュの成果があるとも言えるでしょう。
だとすれば、まさに人生とはめぐりめぐってくるもの。

今回の柔道日本代表でよく言われるのが「負けない」という柔道だそうで、これは実に大切なことだと思います。

「勝つ」ことと「負けない」ことは、同じようで意味がまったく違うと思います。

どこがどう違うのか、私も明確に答えが出せないのですが、「勝つ」というのは、どちらかというと、目の前にあるものを捥ぎ取るイメージでしょうか。これは実に輝かしいものであります。

「負けない」というのは、ウルフ選手も言っていたような泥臭いものです。輝かしさとは、むしろ対局にあるものですね。
勝負に限らず、人生とは「参った」と言わない限りは、負けになりません。
他人に対してもそうですが、特に自分に対して常に強い気持ちを持ち続けることとでも言いましょうか。

その結果が、たまたま今回のようなメダルラッシュに結びついた。
それが今回の柔道日本代表かもしれません。

間違えていけないのは、今回の緊急事態宣言のようなケースです。

政府や行政の言うことをバカ正直に聞いてガマンをし続ける。
これは自分との闘いでもなんでもありません。

間違ったセオリーや戦術にしたがって、どんなに強い気持ちでガマンしても、それは間違った結果しかやってこないと思います。

よくコロナとの戦いだとか言う人がいますが、ウイルスは最初から人に勝負を挑んでいるわけではありません。特定の意思を持たず、勝手に散らばって増えているわけで、相手は人間に勝負を挑んでるのでもなんでもないのですから。

ともあれ、今回の柔道に限らず日本代表の活躍は喜ばしい限りです。
がんばれ日本!

画像は拙画のガネーシャ・シリーズ。
▼こちらは野茂英雄さんが、日本人初めてのメジャーリーガー投手として活躍した時に頼まれて描いた「トルネード・ガネーシャ 」です。

 

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