靖国参拝~大山倍達正伝

昨日は実家にお泊まり。父は平熱に戻り安定しているが、母のために行くようなもの。泊まったところで何をするわけでもないが、まあ人手が多い方が賑やかしになるといったところか。
朝、テレビをつけたら小泉さんが靖国参拝とのこと。どの局でも同じことをやっているが、こんなニュースをいつまで騒いでいるのかバカバカしくなる。靖国問題は日本の左翼勢力と中国、韓国が組んだ外交カードのようなもので、騒げば騒ぐほど向こうさんの思うツボ。というより、日本のメディアの方が騒ぎ過ぎの感がある。
「外国の反応」とか言うけど、中国韓国以外の国は靖国問題なんてどうでも良いはずだ。それに韓国の友人の話では、巷で靖国を騒いでいる様子なんて、普通は話題にもならないとのこと。けっこう歪んだ方向に向かってしまったものだ。
それはそうと、友人の推薦で「大山倍達正伝」を読みはじめ、昨日読了。大山極真館総裁が韓国人であることは知っていたが、それが何と密入国で日本に来たんだとか! 
さらに「空手バカ一代」の山篭りなど、エピソードのほとんどが捏造であったことに改めてびっくり! 特攻隊の生き残りどころか、軍役にも従事していかったとか、戦後のドサクサで朝鮮人同士の抗争にあけくれていたとか、「吉川英治さんの宮本武蔵なんて嘘っぱちだよ」と言っていたことなどなど・・・。
だが、さまざまなエピソードが虚構だったにせよ、大山倍達が桁外れに強かったことだけは事実であり、違う意味でマンガより凄い。凄すぎる!
生前、どこかの占い師が「戦国時代なら最低でも大名になる顔」と言ってたが、まさにそうだと思いました。キャラが立ってるから、話がウソでも本人像がブレないんでしょうな~。
興味深かったのが、大山倍達が韓国人から日本人として生きる決心をするようになった過程。これは今、言われている日韓関係のような単純なものではなかったということで、なかなか複雑な思いがあったようだ。
本日は物見遊山半分ですが、昨年に引き続き靖国参拝をしてまいります。

靖国参拝~大山倍達正伝” への2件のコメント

  1. 靖国
    愚息は昨日部活の後、友人と二人で参拝したそうです。
    「新しい教科書」のみなさん、外国人参政権反対の皆さん…大勢いたって言ってました。
    画伯は、見ましたか。

    数ある討論番組の中で
    「靖国とは、戦死者を顕彰する場である」と
    言っていた輩がいて、その場では聞き流してしまいましたが
    本当は神社なんだから「戦死者の魂を鎮める場所」ですよねぇ。
    政局、総裁選のネタにするなどもっての外だと思うのですけど。

    首相靖国参拝賛成者は
    「靖国は政治的プロパガンダの場ではない。
    中国韓国はそこの部分を誤解している」と言い、
    もっともだと思いますが
    一方で、そういった政治的趣向の強いビラ配りをする人たちもいる。
    どこかでプロパガンダの場であることを期待しているのだと思います。

    純粋に「鎮魂の場」であることが、大事だと思うにですけど、私。

  2. そうですね・・
    こんにちは、かなこさん。息子さんも参拝ですか。大変な賑わいでしたからね~。
    私も靖国は神社なんだから、神さまになった(日本神道は人も神になれる)戦死者を純粋に祀るべきと思いますが・・今日のブログにも書いたように、それで神社の経営が楽になるということはありますよね。
    人のことは言えませんが、見たところ物見遊山で参拝している人も多かったことは確かで、まあ人々が関心を持つのは悪いことでもないな、なんて思った次第。
    これも政治に使われるご利益と考えられないこともありません。
    鎌倉の円覚寺や建長寺なんて、戦のための要塞だったことを考えると、なかなかそのあたりを切り離して考えるのは難かしいかも。

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