連休初日、ハプスブルグ展の前に虎ノ門ナンディニで腹ごしらえをしました。
ナンディニとはシヴァ神の乗り物である牛さんのこと。
インド人(ヒンドゥー教徒)が牛を食べないのは、シヴァ神の乗り物である神聖な獣であるからだとも言われています。
ここは初訪問ですが、幼少時から料理の修行をしていた8人のインド人シェフを抱えるお店として、いやがおうにも期待が高まります。
▼窓の装飾には、インド絵画で見るシヴァやガネーシャの首飾りが………。
そしてBGMは「バーフバリ、バーフバリ!」。
メニューを見ると、決して安いとは言えませんが、最近の土日メニューで南インド料理というと、この辺りの価格は珍しくありません。
私はエッグ・ドーサセット。
妻はミールスセットを注文いたしました。
一口食べて……おおお、こ、これは♡
なるほど、8人のシェフがいるというわけがよくわかります。
カレーそれぞれの味が際立っていて、パロタ、ドーサ、ナン、ワダなども専門の職人が作ったという感じです。
何より、そのスパイスの香りの立ち方が尋常じゃない!
これはインド、それも専門の高級スパイス問屋から直で仕入れないと、こうはなりません。
日本でもスパイス食材店はいっぱいありますし、どの店も一定以上のクオリティの品を置いてますが、これはおそらくは一段上の香辛料を用いています。
間違いなく、最近入ったインド料理店ではベストバウトに入る部類のお店ですね!