インド映画「バーフバリ 王の凱旋」は、スターウォーズが薄く見えるほど凄かったです(笑)♪

正月二日は新宿ピカデリーに、話題のインド映画「バーフバリ 王の凱旋」を見にいきました。いや、凄いと評判は聞いていましたが、もう「スターウォーズ 最後のジェダイ」が薄く見えるほど濃厚だったなあ(笑)♪

実はこちらは二部作あって「バーフバリ 伝説誕生」の続編。

最初の作品は見ていないのですが、まあインド映画だから見なくて関係ないだろうと構わず行ってきましたが、案の定、そんなこと吹き飛ばすほどの凄まじさでした。

ベースの物語はインド古代叙事詩マハバーラタだそうですが、話はあってないようなもの。古代インドの王国だか帝国のお家騒動の話ですから、戦争あり、恋あり、格闘技あり、家族愛あり、裏切りありの“全部のせ“だと思えば間違いありません。

二頭の牛の背中に片足ずつ乗って牛車とともに突進したり、船が主人公バーフバリの剛力で空を飛んだりと、あの「踊るマハラジャ」もびっくりの“何でもアリ“という展開は、見る人を必ずや満足させてくれるに違いありません。

シャー・ルク・カーン主演など最近のインド映画は、主人公がシュッとしていて、ヒロインもモデル体型、わりとスタイリッシュなものが多かったのですが、こちらベタな演出、ベタな特撮全開です!

バーフバリ役の男優はマッチョで、男の体臭がムンムンしそうなヒゲ男子。
女優も「踊るマハラジャ」のミーナ系のぽっちゃり女優。このベタで濃厚な感じはラジニ・カーントさまの流れを組む、南インド系の映画だなと思ったら、やはりテルグ語系(タミル語もあり)の作品でした。

セリフひとつにしても、姫の美貌を讃える時に「おお、これは神をも恥じる美しさ!」とか、フツーにものが言えんのかって感じで……(笑)♪

インド国内で空前のヒットだったそうですから、やっぱりインド人は時代が変わってIT大国になった今でも、こういうベタベタが好きなのねと、ちょっと安心いたしました。

新宿ピカデリーは3階がフロントになっていて、あとは11階まですべてビル丸ごと劇場という、松竹系の大規模なシネコンでした。

新しい清潔で、音響も画面もすべて言うことなし。

「スターウォーズ 最後のジェダイ」とも合わせて、ぜひ足をお運びすることをオススメします。

映画のあとは、世界堂でイタリアでプレゼントされた版画に合う額をようやく購入。
寝室に飾ることにしました・平和な二日目でした♪

 

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