なせばなる なさねばならぬ何事も

これは米沢藩主だった上杉鷹山の有名な言葉ですね。

昨日の歴史ヒストリアルでは上杉鷹山公を取り上げていましたが、
このあとの言葉「ならぬは人のなさぬなりけり」を省いていました。

別に作為ではないでしょうが、
この「ならぬは人のなさぬなりけり」の意味はかなり深く、
一言で言い表されないから省かれるのだと思います。

↑ インド+仏像らぶの部屋 増築しました!

 

で、全文はこちら。

なせばなる なさねばならぬ何事も ならぬは人のなさぬなりけり

ネットからの引用によると、この大意は・・・

1、人が何かを為し遂げようという意思を持って行動すれば、
何事も達成に向かうのである。

2、ただ待っていて、何も行動を起こさなければ良い結果には結びつかない。

3、結果が得られないのは、人が為し遂げる意思を持って行動しないからだ。

 

このうち1と2は、だいたいそのままだと思いますが、
現代語に訳すと3は少しニュアンスが変わってくると思いました。

おそらくですが鷹山公は
「結果が得られないのは、意思を持って行動しないからだ」
と言うような方ではないと思います。

上杉家という家柄もあって、
贅沢を奨励するような家風の米沢藩に
18歳で単身乗り込んできた人でしたから、
簡単に「なせばなった」わけではないでしょう。

それをイヤというほどわかった上での
「ならぬは人のなさぬなりけり」だったのだと思います。

それから昨日の番組では、35歳隠居したのを「参勤交代などのコストカットのため」とされてましたが、たしかあれは、いわゆる鷹山の対抗勢力に妥協したからだったと、童門冬二先生の本に書いてあった記憶が・・・。

wikiを見てもその辺のことは書いてませんが、こちらは私の記憶違いか、それとも何か意図でもあったのか?

面白かったのは、鷹山公が百姓のおばあちゃんの野良仕事を手伝う話です。

そのおばあちゃんが残した品々が残ってるところを見ると、作り話ではなく実話だと思いますが、鷹山公・・・・ちゃんと住所を教えておいて、あとで自分が誰だかわかるようにしておいたのがニクいですね~。

名も教えず去るのも格好いいですが、そういう演出をきちんと誰がやったかわかるようにしておかないと、民百姓には伝わりませんからね。

上杉鷹山公のしたたかさも伺えるエピソードでした。

↑ もののけカリビアンの部屋 増築しました!

こういう名君、今の政治に求めるのは難しいんでしょうが、こういう人がいたということを知るのは大切だと感じました。

余談ながら、忠臣蔵の敵役として悪名高い吉良上野介は大変な名君だったそうで、サツマイモの栽培を最初に奨励したのは、青木昆陽ではなく吉良公だったそうです。

今の日本には、この方にも別のスポットを当てたいところですね。

なせばなる なさねばならぬ何事も” への2件のコメント

  1. 清濁併せ持ち、呑める政治家。
    これが居ないですね、今。
    右も左も、成りすましも、
    政経塾は清だけ、純粋真っ直ぐクン、言うだけ番長と手下共、
    昔気質の者共は、俺様は国民より偉い自分、の濁だけ。
    数百年の士農工商のDNAはマッカーサーも消せなかった。
    偉いのは天皇だけでいいんじゃネ。
    政治家は井戸塀、でしょ、パシリでしょ。
    だから立候補、自薦する気持ちが、
    アッシには正直理解できない。
    他薦でやむにやまれず担ぎ出される、
    それも真っ当な金持ちがいいな、利権、買収と無関係、
    異国のセレブとも付き合える、貧乏臭いのはゴメンなすって、
    そして井戸塀な老境。
    でも、周りがそうさせない、って理想。

    政治家よ、清51%濁49%、で、もう、いいからね。

  2. お頭さん、おはようございます!

    >清濁併せ持ち、呑める政治家。

    そこですね。
    政治家はもちろんですが、国民やマスコミもいけません。

    言葉尻をつかまえて辞めさせようとしたり、
    1円から領収書を切らさないといけないとか。

    政治ってそういうもんじゃないでしょう。

    政治家にみな何を求めているのかといえば、
    景気を良くして飯を食わせてくれる良い世の中です。

    国会中にコーヒー飲もうが何だろうが、話題にすべきことですらないのに、何だかね〜

    日本人の体格は大きくなってるのに、人間がどんどん小さくなっているのが気がかりです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>