キラーストレス、見ました。

日曜日、ヨガのレッスンで先生に勧められて、NHKで放送された「キラーストレス」連続2本をオンデマンドで見てみました。

そもそもストレスとは何ぞやという、実に基本的なことからはじまって、いや・・けっこう目からウロコの話がいっぱいでした。

もともとストレスは人類がアフリカで発生した時に、強い外敵から身を守るための反応だったものが、現代社会においては自分の体を攻撃するものに変わってしまったという話は実に興味深い。

もっとも強い外敵から身を守るための反応は、人間に限ったことではなく、補食されるすべての生物が持ち合わせているはずのもの。
番組ではストレスの発生源が脳の古い皮質や内臓の一部、と説明しています。それ故、もしかしたらストレスとは生物の起源に遡ることかもしれません。

ストレスによって反応した自律神経が血管を締め付けて、心筋梗塞を引き起こすというメカニズムにも納得。昔からある「憤死」というのは、これらの総称だったんでしょうね、きっと。

結婚する、収入が増える、出世する。
こうしたポジティブなこと、良いこともストレスになるというのは、ニキ・リンコさんも言っていたことですが、自閉っ子に限らず、定型発達の人も同様にあるということも再認識されました。

まあ、良いことが増えるというのは、やらねばいけないことが増える、責任が増えるということでもあります。

私の場合、満員電車のストレスというものはありませんが、一人で仕事をこなさないといけない関係で、孤独と不安というものが一番のストレス。
番組で言う、過去と未来に心をとらわれるマインド・ワンダリング(心の迷走)に捕われやすい環境にあります。

「あなたはストレスなんてないでしょう」

なんて失礼なことを言われますが、バカじゃあるまいし、そんなことはありません。

私の場合、朝から夕方まで、ほぼ通常の勤め人と同じような時間帯を仕事したあと、 ジムに行ってヨガをしたり、柔道をする、飲みに行くといった行動でバランスを取っているのだと思います。

忙しい時に限って、余計ほかのことをしたくなるのは、そんなバランサーが働くためかもしれませんね。

↓ さて、こちらが話題の花風社新刊本。発達障害の人だけでなく、そうでない人も心と体の状態を整えるヒントが満載です。こちらについては、後日じっくり取りくんで記事にいたしますので、お楽しみに!

 

 

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