三姉妹揃った祖母の二十七回忌

昨日は駒込の吉祥寺で母方の祖母の二十七回忌が行われました。

戦時中も一度も白い米に不自由したことのない人で、言いたい放題の人でした。

「年寄りはトンカツなんかそんなに食べられないんだから、こんな端っこじゃなく、もっと真ん中よこすもんだよ〜!」

「なんだ、お刺身これっぽっち。鼻の穴に入(へ)いっちまい そうだよ〜」

その祖母にはうちの母を真ん中に三姉妹がおりまして、みな大なり小なりその遺伝子を引き継いでおりまして、祖母の享年86歳にみな近づきつつも、3人健在で法事に出席いたしました。

夫はわたしの父を含め、三女の伯母の夫(伯父です)以外はみな故人、やっぱり女の方が長生きなんですな(笑)。

こちらは五代将軍綱吉から送られたという、江戸城の登城合図に使われていたという大太鼓。

中央線の吉祥寺は、この寺の門前に住んでいた人たちが移住したことによるというほど、由緒ある臨済宗の大寺ですが、博物館級の仏足石や仏像が、部屋や廊下のそこかしこに置かれているのはさすが。

昨年末は父の七回忌が行われた翌年という、今回の二十七回忌。

三姉妹健在なのは有難いことなんだなと感じた次第です。

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