どうする、ガラガラの九州場所?


日本シリーズ、やってたんですね。

ちゅうか、連日僅差の熱戦で、内容的には良い試合をしていたようですが、
視聴率では女子バレーに惨敗だったそうです。

元バレー選手だった白くま母さん(中田大地くんのお母さん)は大興奮だったそうで、
ツイッターから「ママ、うるさい」と大地くんのつぶやきが流れてくるほどでした。

それにしてもわれらが大相撲も連日ガラガラで、よそのことはあれこれ言えません。

新大関、石臼ガブちゃんこと琴奨菊関は絶好調で、
昨日も苦手の鶴竜(かくりゅう)を倒して、中日に土付かずの勝ち越し。
型を持ってる力士は強いと言いますが、本当に強いですね。

しかしながら苦言を申しあげれば、新大関・琴奨菊が好調というのは、
日本シリーズが良い試合をしてるのに、視聴率低迷というのと似ています。
(野球、見てもいないのにこんなことを言うのも何ですが、
 逆に見てないからこそ言えるのですが)。

素人にとって、見ようという気にさせる魅力に欠けるんだな。

琴奨菊の相撲が完成形に近づいてきただけに、それを強く感じます。
いや、完成形に近づいたからこそ「出来上がりはこんなもんか」という感じで、
たとえば、作る工程は面白いけど出来上がりはちんまり完成した工芸品みたいで、
イマイチ面白味に欠ける感じなんだよね。

今場所はご当地の九州場所ということもあって、
相撲界もNHKも琴奨菊で盛り上げようという気風が強いのですが、
まだまだ地元の英雄・魁皇に代わるべくもないし、残念ながいかんせん華がありません。
誰かが相撲のガラパゴス化なんて言ってましたが、たしかにそんな感じかな。

さて、われらが稀勢の里といえば、昨日は琴欧洲相手に完全な立ち合い負け。
押し出されたと一瞬ドキリとしましたが、欧州の手が出るのが早く、
首の皮一枚で勝ち星を拾った感じです。

完成形に近づいた大関に比べると、まだまだ安心して見てられない相撲が多いけど、
そこが稀勢の里の伸びしろですね。
大関昇進はやってくれると信じてますが、
それ以上に、このガラガラの会場をいっぱいにするのがきせ関の役割でしょう。

それにしても稀勢の里といい、高安といい、相撲が粗削りなところがありますが、
もしかすると、故・鳴戸親方はあえて粗いところを残しておいたのかな(そんな筈ない?)。

神田橋先生じゃありませんが、長所と欠点は表裏一体。
相撲の粗いところは、伸びしろとして残しておいて、
長所として伸ばそうとしていたのかもしれません。

大相撲の不入りの原因は、単純に八百長問題でしょうが、
取り組みを面白くすれば解決するほど単純ではないかもしれません。
いずれそのことについて考えてみたいと思います。

写真はヤマガタ・サンダンデロのランチメニュー、バーニャカウダ。
今日、これからセッティングです。

どうする、ガラガラの九州場所?” への2件のコメント

  1. Unknown
    画伯こんばんは!
    セッティング完了、おめでとうございます!
    取り組み前の二人の顔が交互に画面に映し出されていましたが、苦悶の表情で落ち着きなく見える琴奨菊と一点を見据え腕組みをして落ち着いて見える鶴竜、その様子をみて鶴竜、いいじゃないの!って思いました、けれど結果は琴奨菊に軍配。
    深いです、お相撲。
    ところで、カメラ戻ってくるといいですね。

  2. いよ、ハッケヨイ!
    いっちゃん、おはようございます!

    昨日はとんだ厄日でした。

    いや、セッティングがうまく行ったから良しとせねば。

    カメラは中国人ばかりの従業員がいる店なので戻ってこないと思います。
    みんな目つきが良くなかったし。

    いすれ撮り直してアップします。
    これがホントの取り直し。
    いよ、ハッケヨイ!・・なんて、ウフッ♪

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