解雇雑感


・・・といっても私のことではありません。
(フリーランスなので、クビにはなりようがありません)。

同級生で外資系の会社に勤める友人ですが、
日本支社を整理するために、集団で解雇されたというのです。

いや~、それにしても最近、同年代の友人が解雇や希望退職に遭うといったケースが目立ちます。

彼の場合を聞くと、とんでもなく理不尽な解雇なのですが、
むこうが辞めさせるつもりでいれば、法律のアミをくぐっていくらでも理由はつけられます。
その際、取れるものを取って、早々撤退するのが一番得策でしょうね。

その彼は案外サバサバして、悪いものが抜けたような表情をしてましたが、
それでも考えるところは色々あるでしょう。

昭和30年代40年代生まれというのは、戦後の高度経済成長の恩恵を一番受けた世代です。
だから私を含めて、少年期から青年期にかけて、
あまり苦労らしい苦労をしたことのないケースが多いのですが、
いやはや一生安泰な人生などありません。

しかしながら、チャンスは危機の中にあり。
この言葉を実行するのは容易ではありませんが、それはひとつの真実でもあります。

私の知り合いでも、解雇をきっかけに会社を興して成功した人はいますし、
あのケンタッキー・フライドチキンのカーネル・サンダースもそのひとりとか。
(反対に死屍累々と散っていった人も大勢いることはたしかですが)。

それにしても、危機が来た時にいちばん難しいのは”生活を続けていく”ことでしょう。
反対に安易に食えてしまうと、ダラダラと出口のない人生と生活を、
いつまでも続けることになってしまいます。

自戒を込めて、友人のこれからの人生に幸あるよう願った次第です。
がんばろう!
いや、これから私もがんばらないといけません。

写真は赤坂ピッツェリア・ギタロー
丸ごとキャベツのアンチョビーサラダ、有機野菜のフリット、
地鶏・儀太郎のグリル、ラグーソースのニョッキ・ピザ生地包み。
そんな話を、食事をしながら聞きました。
お互いに危機感が足りませんが、かえってそんな時は美味しく楽しく食事するのが一番です。

解雇雑感” への6件のコメント

  1. こんにちわ
    マスオさんはいつもおいしそうなの食ってますね。わたしは食材に縁がなくひたすら睡眠をとっています。

    お友達、きついでしょうねぇ。プールのK氏しってますよね、彼はIBMですが外資系は人を切るときはクールにドン!だそうです。

    わたし達の世界にも当初はご祝儀仕事が舞ってくるのですが、それ以降が続かないのです。有名でも大変です。

    お友達に僕からもエールを送りたいと思います。

  2. 失業と離婚は突然に
    でも

    なんくるなぃさぁ~

    どぉせ生きてるだけで博打なんですから

  3. 立派です
    正ちゃん帽さん、おはようございます!

    >マスオさんはいつもおいしそうなの食ってますね。わたしは食材に縁がなくひたすら睡眠をとっています。

    正ちゃん帽さんも、いつも美味しい焼き魚食べてるじゃないですか~。
    私はランチはいつも有りものの家飯ですよ~。

    友だちは、本人の中では色々あるでしょうけど、意外にケロッとしてますね。
    下向いても仕方ないでしょうから。
    立派です。

    エール、送ってあげてください。

  4. 2文字ふたつ
    すぎさん、おはようございます!

    ご本人みずから恐縮です。

    それにしても、このような時にうろたえないその態度、ご立派ですね。
    そんな時に人というものが出ると思いますが、友だちとして誇りたいと思います。

    ところでタイトルの離婚の2文字だけど、そっちも一緒なの?
    話に出なかったけど、違うよね?

  5. 元気があれば何でもできる
    猪木の名言です。
    そんな元気の為に、早く国民健康保険へ切り替えねば。
    収入なくても国民健康保険は、前の組合健康保険が切れた翌日にさかのぼって支払をしないといけないらしいので…
    てか保険って言ってるからけして元気では無いってことだけど。

    離婚は私ではありませんが、突然妻の離婚宣言。そんな話を聞いたことがあります。

    いずれにせよ、後はなりたい職業の人に近づいて、コネを作るだけですね。
    これからお笑いか、区議会議員か、歯科医、画家でも目指しますか!

    無理ですけど

  6. ああ良かった。
    すぎさん、おはようございます!

    離婚は違ったのですね、ああ良かった。
    りこんはあるいみ、仕事を失うよりキツいですからね~。

    両方経験のある私が言うのですから間違いありません。
    さすがに同時という経験はありませんので、同情しないと言いつつ、ちょっとだけ心配になった次第です。

    これから第二の人生ですね。
    楽ではないでしょうが、わるいことばかりでもないはずです。

    持ち前の明るさで乗り切ってくださいませ!

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