雑念の結晶


昨日からの続きです。

〆切りでも試験でも、期限が近づくと余計なことをはじめる人は多いようですが、
朝からダジャレついーとを飛ばしながらも、
イラストラフを一昨日の打ち合わせに間に合わせました。

幸い、クライアントのあ@花さんもラフの出来におおむね満足されたようですが、
そうは言っても、それは大まかな方向性でOKが出たというだけのこと。
ましてや今回は脳みそ先生の本ということで、細かい修正と〆切りが何度も続きます。

イラスト作業の場合、おおまかにラフを描く作業と、ペン入れをする作業に分けられます。
ラフを描く作業は、いわば絵やイラストの設計図にあたる部分で、
白紙の状態から、何かカタチを作っていくので、
言い訳をするようですが、いちばん雑念が入りやすい工程です。

というか、雑念そのものが絵になってしまうこともあるので、
ほかの人から見ると、まるで遊んでいるようにしか見えなかったりするのですね。
(それでも仕事によっては外車一台、家1軒買えたりする以上のお金が動きますから、
 実際には遊びでは出来ない話です)。

この段階をクリアすると、あとは仕上げに向って、
手を動かす作業になります。
この段階は、他人からも一所懸命に仕事をしてるように見えるし、
作業してる本人も充実して仕事をしてる感じになるわけですね。

よく「集中力が大切」と一言で言いますが、
この場合「ラフを描く時の集中力」と「ペン入れをする時の集中力」では、
だいぶ集中力の質が違う・・・
というか、ラフを描く段階では、通常言う集中力は必要なかったりするかもしれませんね。

なんて〆切り前のツイッター、試験前の大掃除の言い訳をしてしまいますが、
きっと脳みそ的な理由があるに違いありません。
昨日は〆切りの夕刻にエアコンの掃除を頼んでおいたのを忘れていて、
それこそ間際の大掃除になってしまいましたが、何とか間に合わせられました。

本の仕上がりが楽しみでもあります・・・てか、
これからもう一踏ん張り手を動かさないと出来あがんないんだよね。
それこそ、こんなブログ書いていちゃイカンのですが・・・。

写真は赤坂のトルコ料理アセナのランチ。
トルコ風ハンバーグ、キョフテ・・・これは絶品であります。

雑念の結晶” への2件のコメント

  1. Unknown
    ををを! 
    チョークアートじゃないですか。

    ボストンに親戚がいるのですが、
    彼女が以前に一斉メールでこういうの送ってましたね。

    チョークで描いてるんでしょう。
    使う素材自体はそう驚くことではありませんが、
    ある角度から見ると・・・てことで描いてるので、
    計算して下絵を描くのがけっこう手間かかると思います。

    ご提供、ありがとうございました。

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