最近は朝ドラの「てっぱん」効果で、巷ではお好み焼きが流行っているそうですが、
私めは昨日と一昨日、中国地方を中心に展開するうどんチェーン店、
「どんどん」の創業者であり会長さんのお招きで、萩に行ってきました。
何をしに行ったって?
そりゃ、”うどん”を食べに行ったに決まってますがな。
うどんを食べる仕事ですがな。
ここのうどん・・・チェーン店といってあなどるなかれ。
がつんと来るほど旨いのです。
特にここのうどんは全て、”釜あげうどん”という形をとっています。
釜あげうどんというと、お釜や漆の容器に熱湯が入っていて、
その中にうどんが入っているというイメージがありますが、
それは”本当の釜揚げうどん”ではありません。
本当の釜あげとは、生めんから茹で上がったうどんを、
釜から間髪入れずに丼にうつして、お客さんに提供することを言うんだそうです。
ただ、それだけのことと言えばそれまでですが、
茹で上げるのに15分かかる手打ちの生めんを、お客を待たさず提供するのは、
そんなにやさしいことではありません。
ほとんどのうどんチェーン店は、ある程度茹で上がったうどんを
再加熱してお客さんに提供しています。
ただ、それではやさしい食感を持ちながら、コシがあるという
釜あげうどん本来の美味しさが失われてしまいます。
どんどんは、お客さんを待たさずして「釜あげうどん」を提供するのに、
ユニークな工夫をしています。
まあ、それを知ったところで、同じものができるはずもありませんが、
ここでは、とりあえずひみつかな。
それにしても創業者の方というのは、独特の哲学があって実に面白い!
目からウロコの話でいっぱい、ものすごい勉強になりました。
その続きはまた、後日。
できあがった絵も、のちほどネット公開しますのでお楽しみに!
写真は創業すぐに出来た一番古い「どんどん」の店舗。
まだ11時半前ですが、店内には行列ができていて満席直前という状態でした。