今日はクリスマス・イブ。
日本人がなぜクリスマス?、なんて意見もありますが、私はこの時期がけっこう好き。
仏教の本なんか書いてるけど、その仏教だって一千年間ほどにやってきた外国の教えだし、
八百万、多神教の日本人に一つや二つ、外国の教えが変わったところで、
日本人そのものは変わりません。
第一、クリスマス自体がキリスト教の異教徒のお祭りなんだからね。
どこのお店も書き入れ時で、景気の底上げにも貢献してるんだし、
たいへん完成されたお祭りです。
子供だって楽しみにしてるんだから、よろしいのではないでしょうか。
ただ、世の中に”クリスマスが嫌い”という人も少なくないのはたしかです。
そりゃ、クリスマスは幸福を祝福するお祭りだもん、
自分が幸せじゃないと思ってる人にとっては、けっこうなシャクの種です。
でも、本当はクリスマスというのは、そういう人のためにあるような気もいたします。
寒くてひもじい時に食べる一杯のスープかな。
イギリスの文豪チャールズ・ディッケンズの「オリバー・ツィスト」などを読むと、
まだ貧しかった時代のイギリスの下層階級で、
寒くてひもじい中、パンにソース(たぶんウスター)をかけて
貧しいことこの上ない食事をする場面が出てきますが、なんか妙に腹がすいてきます。
それがクリスマスの場面だったか、記憶が定かでありませんが、
クリスマスの食事って、本来そんな感じなのかなんて、近頃思ったりして・・・。
今晩は特別なものを食べず、家で静かにしてる予定です。
写真は六本木ヒルズに特設された、クリスマス屋台。
ここで飲むホットワインは美味しいです。
御意でーす
Happy Holidays なんて言う様になってますが、
キリスト教一枚岩じゃないからね、合衆国も。
ひとつ言いたいのは、
ニッポン人の皆様、亡くなると「天国」に行く、
って最近はよく言うけど、聞くけど、
他人ん領土(ひとんち、と読む)行っちゃダメっす。
天国はキリスト教の中でも貧しい人に易しい所です。
大概のニッポン人は、西方浄土行くか、
草葉の陰なんかに行くはずですね。
映画「ゴースト」みたいに、身近に居ます。
だから畏怖くて悪いこと出来なかったはず。
この辺適当に弁(わきま)えていないと、
尖閣問題に抗議出来ません???
誤字
易しい → 優しいですた。
ルーツは
お頭さん、おはようございます!
「天国」を広辞苑で引いたのですが、
やはり西洋のものなようですね。
もっとも西方浄土も、もとはペルシャからやってきたものだそうですから、
もとは一緒かもしれません。
まあ、もとはどうだったか言い出すとキリがないか。
お釈迦さまが天国がある、なんて言うはずはないですから、
どこかでどっか混ざったものかもしれません。
天国或いは極楽と地獄は
今此処に在る、ですね。
それが極楽
お頭さん、おはようございます!
そうそう、それが地獄じゃ
・・・てヤツですね。
そうそう、それが極楽じゃ♪