死刑廃止論には反対です


今日の明け方、サリーを着たインド人女性3人と山を登り
富士山のご来光を見る夢を見ました。
10日ほど前にも、富士山のオブジェを段ボールで作る夢を見たばかり。
生まれて富士山の夢はまだ2回目と、何て縁起が良いんだと、
ちょっと良い気持ちになって起き、関口宏さんの番組をつけたところ、
辻本議員と千葉法務大臣の顔が目に入りました。
うっわ~!
なにも朝から、この人たちを出さなくていいのに・・なんて勝手なことを思ってしまいました。

番組によれば、辻本さんが民主党に移るかもしれないというのは、
国政の中心にいないと自分のやりたいことができないからだとか。
うむむむ、確かにその通りだけど、
この人のやりたいことをやらせて、この国はいいのかな?

また千葉法務大臣に関しては、
国民もわかっているのか、議員でなくなってくれましたが、
外国人参政権、人権擁護法案など、
この国を他国に売り渡せる法案を積極的に通そうとしている方であります。

最近では、大臣になってはじめて死刑を執行したことでニュースになりましたが、
死刑廃止論は机上の空論と、私は思います。
このテレビ局では、世界の中で多くの国が死刑を廃止、
もしくは事実上していないという地図を見せていましたが、
ブラジルのような犯罪発生率の高い国までが死刑を廃止している、
というのは、むしろ世界の趨勢(すうせい)の方が、
おかしな方向へ向っているのではないでしょうか。

私個人は、”死刑を廃止するなら終身刑を”という意見すら反対です。
だって、それって檻から出さないだけでしょ。
まあ、無期懲役みたいに10年そこそこでシャバに出て、
また世間で殺される人が出るよりはマシだろうけど、
少なくともリベンジいう意味では、被害者遺族は納得できないはずです。
阿鼻地獄みたいな刑があれば話は別なんだろうけどね。

それより、何でヨーロッパ諸国のみなさんが死刑を廃止にしたがるのか、
そちらの方こそ理由を聞いてみたい気がします。
兵器の輸出に熱心で、炭酸ガスの排出権まで売買しようとする人たちが、
まさか犯罪者の人権をおもんばかって言ってるとは、私にはどうしても思えません。
そのあたり、ご存知の方はぜひご教示くださいませ。

画像は、ここのところ続いている拙作「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」。
ヒンドゥー教の神話で、アンコールワットの中のレリーフにもある物語。
神と悪魔が不老不死の甘露アムリタを得るため、大蛇を使って綱引きする話です。

死刑廃止論には反対です” への7件のコメント

  1. 私も
    画伯と同じく死刑廃止には反対ですが、今度執行された二人だけは気の毒だと思います。
    民意によって選ばれなかった大臣の日和見人気とり政策で執行したようなもんに見えるからです。
    これではっきりと「民主党終わったな」と思いました。ましてや辻元氏が入ったりしたらもう(以下略)。

  2. 死刑囚の人権を
    あ@花さん、おはようございます!

    いや~、執行された2人のことは書きませんでしたが、
    まさにそうですね。
    犯した罪から当然とはいえ、大臣の都合で断たれる命を簡単に決められてしまうとは、いったい何ということでしょう!

    死刑囚の人権を訴えながら、一方では簡単に、彼らの命を奪ってしまうこの決定。
    死刑廃止論に反対の私でも、いったい何だと思います。
    死刑に立ち会って、死刑を反対する人を取り込もうとする意図でもあったのかな。

    千葉法相の無表情になった顔がこわかった。

  3. 命はシャボン玉
    >それより、何でヨーロッパ諸国のみなさんが死刑を廃止にしたがるのか、
    >そちらの方こそ理由を聞いてみたい気がします。
    >兵器の輸出に熱心で、炭酸ガスの排出権まで売買しようとする人たちが、
    >まさか犯罪者の人権をおもんばかって言ってるとは、私にはどうしても思えません。

    一握りの白人の巨悪が自分達だけの利益の為に人類を左右に撹乱しているのだと思います。
    そうすることで自分達より賢い善人が育たないようにしているのだと思います。
    ニッポン人の魂、気骨は巨悪には脅威だと思います。(意味曖昧ですな。)
    だから、ここまで狡猾にニッポンを貶めたのですね、きっと。
    ところが大陸のアジア人が、彼奴(きゃつ)らに負けず劣らず、ワルです。
    そして、イスラムももう黙ってはいません。
    これから三つ巴の全面的な戦いが激化します。
    肌の色、宗教の違い、貧富、ありとあらゆる言い訳で戦争です。

    それらから、地勢的にも恵まれて、泰然自若で居られたのがニッポンでした。
    然し、今や無関心を装っては居られません。
    それぞれの魔の手がニッポン列島を覆いつくそうとしています。
    (イスラムは未だ遠いかな?)

    「死刑」は「仇討ち」の代用だと思います。
    120%悪の殺人犯への仇討ち(殺人)許可を遺族に与えても、実行は出来ないでしょう。
    二酸化炭素より軽い命ですが、ヒトを殺すということは、それだけ重大なのです。
    (分かったようなことをよく言うよ。)
    だから、選ばれた政治「家」が遺族に代わって死刑執行するんじゃないですか!
    政治家には返り血を浴びる覚悟がなければ為りません。

    そうした連鎖が戦争につながるのだ、と、そのとおりだと思います。
    でも、そう成らないように努力(苦労)するのが、これまた政治家でしょう?
    そうした政治経済の場面(地球規模)でも同様の覚悟を持てよな、政治家よ。
    嫌だという政治「屋」はとっとと辞任しなさい。
    「赤い思想」にたった一歩でも譲ったら、それは負けです、
    ってエゲレスの政治家が言ってましたね、先(せん)の大戦の時に。
    何歩後退(ずさ)りしちまったのかな、ニッポン。

    そうした毅然とした生き様を、何とか、も一度、ニッポンに取り戻さなければ。
    でないと、上記の「三つの勢力」にニッポンが掻き消されちまいますぜ。
    アッシは腑抜けなんで、マスオさん始め、皆さんお願いします。
    さすれば、アッシの安穏で自堕落な毎日が続くのであります。

  4. 高文明は高コスト
    >それより、何でヨーロッパ諸国のみなさんが死刑を廃止にしたがるのか、
    >そちらの方こそ理由を聞いてみたい気がします。

    しつこく来ました。
    アメリカのある州では死刑囚と終身刑の囚人とで、
    刑務所で生かして置くコストが違うのだそうです。
    死刑囚は、それでも冤罪という可能性が有ることもあり、
    それを考慮し、一言で片付けると、健康優良児で居なければ為りません、
    心身共に。
    収監中にウイルスで死んだり、心を患って別人に成ってはいけません。
    なので、死刑囚の年間コストは700万円、終身刑者は400万円、
    だそうで、看守の人件費も絡んでくるので、こうした差が生じるのだそうです。
    死刑囚には人格の高い看守が付くそうです。
    独房もきっと、派遣の安アパートよりも快適なんでしょうね。
    欧州も似たり寄ったりでしょうか。

    そしたら、死刑は金と時間が掛かるんで止めましょうぜ、サンセー!、ですね。
    前述した覚悟なんか要りません、犯人も含めて、みんな平和です???

    でも、遺族は?

    悪い冗談めいた話を。
    テキサス州では、どんどん死刑を執行してるんだそうで、金持ち州なのに、
    ああっ、テキサスだなあ、分っかりやすい、流石はブッシュ君の州だぜ。
    どっかの州では、死に方を選べるそうです。
    楽に死ねる(?)薬殺の判決が一応出たのに、銃殺刑にしてくれ、
    って奴が居たそうです、マニアかな、オタクかな。

    も一つ、殺意の証明が論点です。
    今回日本で死刑執行された一人は、誰がどう見ても、
    圧倒的な殺意で無垢の人々を残虐に焼き殺したんでしたよね?
    こういう輩には、欧米の死刑反対論者達も、
    きっと個人的には殺すことに声を上げて反対しないでしょう???
    殺意が明らかで非人道的ですから。
    例の秋葉原の軟弱殺人者の殺意は?、どういう風に理解しましょうか?
    ヤロウは多分に死刑でしょうが、
    殺意の種類?、程度?、それらの証明は?
    難しいから、終身刑にしとこう、ってなもんですか、欧米だったら???

    >兵器の輸出に熱心で、炭酸ガスの排出権まで売買しようとする人たちが、
    >まさか犯罪者の人権をおもんばかって言ってるとは、私にはどうしても思えません。

    こういう奴らこそ、こまわり君に頼んで、死刑にしましょうや。

  5. Prison Break
    イギリスでニュースを見ていると、犯罪者に懲役50年、100年、200年とか「生きてねぇ~よ!」と突っ込みを入れたくなります。終身刑とは言わないんですよね。わけがわからないですね。ヨーロッパ全体もそうなんですかね。

    USのFoxのドラマ「Prison Break」を見ると、刑務所内の部屋で面会もできたり、公衆電話から電話ができたりして、自由な雰囲気が伝わってきます。でもその反面、一番怖いのも刑務所の中か?と言うのも感じました(パナマの刑務所のように・・・)。あぁ~、DVDの見過ぎだ!

  6. ジビエとクジラ
    お頭さん、おはようございます!

    おおお!
    お頭さんがいらっしゃるだろうとは思っていましたが、
    それにしても気合いの入ったコメント、ありがとうございます!

    「死刑」は「仇討ち」の代用、選ばれた政治家が遺族に代わって死刑執行。
    死刑囚と終身刑の囚人とのコストの違い。
    いずれも納得のお話ですね。

    死刑囚に人格の高い看守がつくお話も納得です。
    いったいお頭さんはどこで情報入手を?

    それにしても、これだけでは私は欧州の人たちが死刑に反対する理油が理解できません。
    もしかするとジビエを珍重する一方で、クジラを食うなと言ったりするのと同じで、自分たちは何を言ってもいいと思ってるだけなのかもしれませんね。

    とりあえず今日のところはこれまでにしますが、
    いずれこのあたりの話は記事としてアップします。
    またのお越しを心待ちにしております。

  7. バランス
    naotさん、おはようございます!

    プリズン・ブレイクは私も好きなドラマですが、向こうのドラマを見ると(州によって死刑があったり、なかったりしますが)、窃盗や強盗などで人を殺さなくても、20年30年くらいこむといった感じで刑が重いのに気付かされます。

    その辺りでバランスをとっているかもしれませんね。

    前にブログでも書いたけど、シーズン3のルチェロとTバッグは、オセロとイアーゴの関係ですね。あのシリーズは古典があちこちにオマージュとして出てくるのも面白いです。

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