ハート・ロッカー


ハート・ロッカーを見ました。
ストーリーらしいストーリーはなく、徹頭徹尾、観客にイラクを体験させる映画でした。

主役3人は無名の俳優で、有名どころはみな端役です。
ガイ・ピアーズがいきなり最初に死んでしまったり、
レイフ・ファインズが出てきたと思ったら、すぐに射殺されてしまったりと、びっくり。
私は似た人かと思ったくらいで、あとでhpを見たらやっぱりご本人でした。
これは通常のハリウッド娯楽作品とは違う、
リアリティ追求の映画だというメッセージでしょう。
「ロスト」のケイト役の人が、ジェームズ軍曹の妻役で出ていました。

ロケ地はイラク国境に近い、ヨルダンで行われたそうですが、
まさに草一本生えてない砂漠地帯。
ほったらかしにしておいても、草木が生えてくるわが国の気候とは大違いです。

曾野綾子の「アラブの格言」によれば、
砂漠で迷子になって助けを求め、扉を叩いた者をアラブの人は大切にする。
けれどもお礼をするため、もう一度その家にあらわれた者を、
彼らは「ラクダを盗みに来た」と思うそうです。

映画に出てくる爆弾の仕掛け方は、とても日本人では発想できないやり方だったもんな。
敵は手段を選ばず徹底的に駆除する・・・なんか、そんな感じです。
同じイスラムでも、ビールを平気で飲むインドネシアのムスリムとは、だいぶ違います。

でもアラブの夜は、文字通り「アラビアン・ナイト」の世界で魅力的。
白い壁に囲まれた細い路地に、ちょっと迷い込みたくなりました(迷ったら死ぬけど)。

映画を見たあとは、ジムのプールでひと泳ぎ。
ああ、水の豊富な国に生まれて良かった!

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