真央ちゃん、無念の銀でしたが立派でした。
国際大会には、働かない日本代表に「ありがとう」なんて言う、ふやけた意見も聞きますけど、
浅田選手はホントによくやったと思います。
おじさんは感動しました。
今日の東京新聞に”芸術性では「真央勝利」”という記事が書いてありました。
画像にアップしましたので、ぜひご参照ください。
寝る前も今も、ラフマニノフの「前奏曲・鐘」の重苦しい響きが耳について離れません。
のだめカンタービレで千秋のライバルだったフランス人が、
指揮者のコンクールの抽選で、”ラロのスペイン交響曲”を引いて、
「どひゃ~!」と崩れ落ちる場面がありましたが、
ラフマニノフの「鐘」はそれ以上に、どひゃ~と来る音楽でした。
テレビで見てるだけで耳につく音楽ですから、
毎日10数時間とこの曲と向かい合った浅田選手の精神的負担は、さぞ大変だったことでしょう。
一時不調を伝えられていたのも、少なからず影響があったのかもしれません。
最終的には、この曲をモノにしたわけですから並ならぬ精神力です。
きむよなは動きも流麗で、金メダルは妥当なところでしょうが、
あのカナダ人コーチのしたたかさが勝利を呼び込んだというところでしょうか。
計算したところが、すべてツボにハマった感じです。
もしかするとタラソワコーチと浅田選手は、とてつもない高みを目指していたかもしれません。
芸術性を重んじるあまり、したたかさにおいて一歩及ばなかったのでしょう。
その意味では、浅田選手の演技はまだ未完成でした。
私も点差ほど、ふたりの力量に差がなかったと思います。これからが楽しみです。
それにしても、素人ながら女子フィギュアのレベルの高さには感服です。
安藤選手のクレオパトラも、小林選手のフラメンコも良かった。
おじさんは思わず「ありがとう」と言ってしまいそうだぞ。
ちなみに浅田真央の「真央」は、大地真央から取ったんだとか。
実は、空海こと弘法大師の幼名も「眞魚(まお)」でおます。
未完成
マスオさんのご感想に、ことごとく御意。
真央ちゃんの滑走芸術の完成を観てみたいです。
4年後には今回とは別に更に昇華していることでしょう。
ソチへ
お頭さん、ご賛同いただき恐縮です。
あのあとで、何度か二人の滑りを見て、
昨日の夜はNHKスペシャルも見ましたが、
真央ちゃんの方が高みを目指していることを確信しました。
4年後のソチが楽しみですね。