食堂かたつむり


休日は食堂かたつむりを見に行きました。
なんか見たあと幸せになる映画で、これは良かったなあ。

主役の柴咲コウは芝居にムラがある人で、
「世界の中心で愛を叫ぶ」や「県庁の星」では良い味を出してましたが、
「どろろ」などは演技を疑われるような役どころでした。
で、今回の映画は声が出せない人の役。
目ヂカラがあるので、それがかえって功を奏した感じです。

料理をテーマにした映画って、意外と料理が美味しく見えないことが多いのですが、
(”タンポポ”や”バペットの晩餐”、”コックと泥棒、その妻と愛人”など)
これはその点、なかなか良くクリアしてたと思います。

と言っても美食を追求する料理ではなく、マクロビオティックみたいに
あくまで医食同源を追求して、健康と幸福を得る一皿とでも言いましょうか。
扱っている料理が無国籍の創作料理みたいな感じで、
お客さんによってはスープ1皿でおしまい、なんていうのが
美食は二の次、
大切なのは医食同源にによる健康と幸福、という感じを起こさせました。

また、最初に出てきたザクロカレーは、4年前、
ムンバイのクラフトというインディアン・キュイジーヌで食べたものとそっくりでした。
かのタージマハル・ホテルで出される料理なので、そこで食べたのかな。
それとも、以前私がそのザクロカレーについて書いた
サイトの記事(閉鎖されましたが)を読んでくれたのか・・・。
(図々しいか)。

映画を見たあとは無性にカレーが食べたくなり、昨日アップした店赤坂ザ・タージに行きました。

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