余命3ヶ月と言われても・・・


昨日は久々に家内の実家、石神井公園に行きました。
バカ犬ビンゴの散歩がてら、高野台の練馬順天堂病院に家内の叔父のお見舞い。
行くと病室には、9月につくばで奥さまが十二単で結婚式をあげた
長男のひさしくん、それに三男のわたるくんがいました。

叔父さんはパーキンソンと脳腫瘍を患い、昨年には余命3ヶ月と宣告されていました。
口を開けたまま寝たきりの状態で、意識もほとんどない植物人間の状態。
ひさしくんの結婚式が決まった時も、それまで持つかどうかと言われていたのです。
ところが長男の結婚式のことは、どうやらわかっていたみたいなんですね。
(叔父は4人子どもがいて、ひさしくんの結婚まではみな独身でした)。

私は彼の式まではぜったい死なないですよ、と言っていたのですが、
胃瘻(いろう・胃に穴をあけて食事を通すこと)で栄養を摂るようになってから、
反対に少しづつ良くなってきたのです。
これは嬉しい誤算でした。
昨日、お会いした感じでは、動いたりしゃべったりはできないものの、
目が生きて、言葉に反応してましたから意識は完全戻っているようです。
また、聞いた話では調子の良い時は起きてしゃべることもあるんだとか。

残念なのは、少し良くなると病院のベッド数の関係で、転院しないといけないこと。
これは私の父の時にも本当にアタマの痛かった問題でした。
ともあれ、快方に向っていることは間違いなく、
叔父さんの一日も早い快癒をお祈りする次第です。

写真は数年前、個人依頼されて描いたおすもうガネーシャです。
ガネーシャはインドの招き猫。
商売の神とされていますが、障壁を除く神とも言われています。

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