昨日からの続き。
仕事にならない時は、思い切ってまったくやらないという考え方がありますが、
昨日は夕食を食べたあとに切り替えて、個展の作品を描きはじめました。
はじめたらけっこうノリ出して、珍しく夜型の仕事モードに切り替わってしまった。
遅くまで起きての仕事というは、最近では珍しいパターンです。
展覧会に出す作品というのは、売れないと当然ながら何の足しにもなりません。
芸術は本来そんなものだと言えばそれまでですが、
プロである以上は結果を出さないといけません。
でも、私が売るための絵を描いているかといえば、そんなことはなく、
どちらかと言えば「何を言いたいのか、よくわからない」とか「オレにも描けそう」
なんて意見を言われることもあります。
母からも「もっと売れるような(普通の)絵を描きなさい」と言われるしね。
でも芸術で一番大切なもののひとつはオリジナリティなので、
あまり誰でも描いてるような作品を作っても仕方ありません。
私の場合も、自分のスタイルで発表して長い。
普通の絵が描けないことはないけど、そういう作品は反対にあまり人気がありません。
特に今回は人の心に響く作品を目指したい。
でも売るのは二の次ではありません。
やっぱりキッチリ結果は出していきたい。
ところで今朝、出勤する家内から
「アジア会館の前でスコットランド人たちを目撃。
うち2人はインディアン風ファッション」とメールあり。
間違いない、連中だ!
彼らは昨日、日本のビールを堪能したのでしょうか。
写真は作品の一部に登場するパンダ運転手。
原画は小さいです。