カレーを作った日は、作業的には使いものになりませんでした。
編集者さんにイラスト原稿を渡したあとは、火曜会の稽古に出かけ、そのあとに一杯です。
(できない時は徹底的にやらないのも良いんだよね・・・と、自分に言い訳をする)。
で、その時の酒席に出たオヤジたちの会話は、先日オランダで行われた柔道大会の話です。
世界大会、男子の金メダルゼロははじめてだそうで、師範格の友人たちは怒り心頭。
「男子は覇気がない!」
「棟田はケガをしてたんだから、最初から出すべきじゃなかった」
「穴井は顔じゃない!」
(分不相応を意味する角界用語。
最近では朝青龍が本来、目上なはずの舞の海に使ったことで話題になった)。
「穴井は顔がダメ。いい男すぎる。それに闘う顔をしていない」
「柔道で男前はダメなんだよな。山下も斉藤もモテなかった。
オレが柔道イマイチなのは、やっぱいい男すぎるからダナ」
「井上康生も結婚して弱くなって引退したよな。
やっぱりタレントのかわいいおねーちゃんと一緒になると、男はダメだね~」
まったく新橋のガード下でやってるような、オヤジの話題で申し訳ありません。
みんな、日本柔道の選手ががんばっているのはわかるんだけど、
やっぱり言わずにはいられないんでしょうね。
ただ、優勝してニコリともしなかった女子の中村の顔にくらべ、たしかに男子の顔はイマイチでした。
不思議なもので人間というのは、気の持ちようが如実に顔に出る。
日本の柔道選手は、たぶんどのプロスポーツよりも練習量が多く、
その報酬もそれに見合うものは得ておらず、
それなのに金メダルを取らないとクソミソに言われるわけだけど、
男子代表の顔に気迫がイマイチ感じられなかったのは、その辺りの事情もあるのかな。
その点、WBCで連覇をなしとげた野球は、
子どもから年よりに至る国技としての定着度といい、
プロとして成功した時の報酬といい、柔道とは格段の違いがあります。
本家とはいえ、今や柔道人口はフランスをはるかに下回る。
柔道は気をつけてやれば、本来年をとってもできるスポーツですから、
もっと裾野が広がれば、などと思った次第です。
写真は義母が送ってきた野菜。相変わらず大量で有難い。
柔道もっとカッコよく
日本の伝統的なものより外国物のほうがカッコイイ。
日本人はそういうところありますよね。
野球は戦後入ってきたアメリカンなスポーツですし、
サッカーもしかり。
柔道もイケメンがでてきて、スポンサーがたくさんついたりしたら
人気が出るのではないでしょうか。
柔道連盟もジャニーズ系男子を育成するのを
最優先したら。と思います。
だって柔道をしてる男子はそういってはなんですが、
やはりなんか地味でダサイ雰囲気ですもの。
柔道復興のためには柔道ってカッコイイ、
と思わせる演出が欲しいです。
実は楽観してますが
こんにちは、すずめさん。
いや~、まったく同じ意見がオヤジたちの間でも出たんですがね~。
問題はそんなイケメンが強くないといけないってことです。
実際は60kg級、70kg級にけっこうイケメンもいるんですが、
山下、石井級に強いとなるとなかなかね~。
フランスでは「日本の伝統的なものより外国物のほうがカッコイイ」のと逆の現象なんでしょうか、
「柔道はカッコイイ」というイメージがあるようで、
今ではテニスの次に競技人口の多いスポーツになってます。
おまけにフランスは嘉納治五郎先生が柔道を創設して、
そんなに間もない頃に輸出されてるので、その精神も伝承されてるというわけです。
ただ今度、小学校と中学校で武道が必修になるそうですから、
それでだいぶ変わるでしょう。
ホントはもっと早くすべくだったのですが。
きせのんは
ジャニーズより男前だ。
たしかに
ま、男はジャニーズだけじゃないってことで。