先日、F井さんの退職パーティーでおもしろいおっちゃんに会いました。
何でもF井さんの高校の先輩にあたる人で、NPO法人 一杯のコーヒーから地球が見えるの代表をしている方です。
パッと見は、バッタもんを売ってるいかがわしい大阪のおっちゃんで、
「アンタがたのように美貌に恵まれ、知性も教養もある方々が、なんでこないくさったコーヒーを飲む?」などと、
香具師顔負けの口上で、自分のところで買い付けたコーヒーとコーヒー器具を売るのです。
ところが、実演販売しているこのコーヒーがバカにならない。
コーヒーおっちゃんによると、お茶と違ってコーヒーは豆なんだから、
生鮮食品のように新鮮なものでないとダメなんだとか。
言われてみれば、そらそうですわな。
市販されているコーヒーは、おっちゃんにいわせるとほとんどが「くさった豆」だそうで、
コーヒーが苦手だという人は、酸化した豆を使ってるからなんだとか。
新鮮な豆を、その場で煎って挽いて淹れたものは、たしかに味も香りも格別で、
特に匂いは全然違います。
コーヒーの巨大市場に挑戦する態度や良しで、私はちょっとこの変なオヤジに好感を持ちました。
ま、けっきょく買わなかったけどね~。
おっちゃんは真面目に聞いていた人が多かったので満足してたみたいです。
ご興味のある方はお試しあれ。
写真はコーヒーではなく、赤坂のカプセルホテル跡地にできたレストランビルの2Fにある赤坂・すし一番。
普通の寿司屋ですが、安いです。
ここはカプセルホテル、フォンテーヌ赤坂の前はお菓子屋の泉屋と果物屋の大果園(たいかえん)でした。