くろ麦~高齢化社会のアルデンテ


昨日は昼間、母に呼び出されて赤坂支所のコミュニティーセンターへ行ったあと、
青山ツインタワーのくろ麦で一緒に食事をする。
ここの蕎麦はコシが強く、なかなかの逸品なんだが、
母の歯が良くないのをうっかり忘れていた。
母曰く、開口一番「固い」だと。
蕎麦屋やうどん屋は何軒かあるんだが、
一番本格的なところが母の口には合わなかったんだな~。
これはパスタなどでも同じことが言える。
蕎麦とパスタというのは、とかくアルデンテが一番とされるが、
高齢化が日本以上に進むイタリアでは、最近やわらかいパスタも多く出されているようだ。
また「アルデンテ(al dente)」というのは「良い歯ごたえ」を意味する言葉なわけで、
歯の丈夫な人と、そうでない人では、当然ながら好みが違う。
また、ソースのからみが良いのは断然やわらかめのパスタであって、
固めのアルデンテに合うのはペペロンチーノのようなシンプルなパスタということになる。

でも、やっぱり私はコシのある固めの蕎麦の方が好きだけどね~。
写真はくろ麦の三色蕎麦。左から更級蕎麦、茶蕎麦、芥子蕎麦です。

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