カラマーゾフの兄弟~フルフル


先日”プリズン・ブレイク”は、「カラマーゾフがかぶってるのではないか?」と書いたのだが、
なんせ読んだのは20数年前の話。
亀山訳(全5巻。5巻目はエピローグのみで、あとは解説)が30万部のベストセラーになっているというので、
久々に読み返してみることにする。
まだ1巻を読み終えたばかりだが、プリズン・ブレイクが影響受けてるかどうかは確認できず。
まあ、あれだけの脚本を書く人が、この本を読んでない筈はないと思うので、
何かしらカブっていても不思議はないが、
それにしても150年前に書かれた小説とは思えないほど近代的な話。
この世の中がドストエフスキーの書いた世界に近づいてきているのを感じる。
少し前になるが、あのオウム事件などは、まるっきり「悪霊」そのまま。
ドストエフスキーの描く世界は必ず殺人があったりして、
あまり良い世界ではないので、ちょっと喜べないけどね。

夜は自由が丘のフルフルに出かける。
オーナーシェフの古川さんは、超多忙でお疲れ気味。
ブログも更新できてないようだが、料理は見事なもの。
写真はポルチーニのカナッペ。
シェフの気まぐれサラダ。
ミネストローネのリゾット。
若鳥のクリームソース煮、など。
たまに無性に食べたくなる味。

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