横浜ベイスターズの日本一に気を取られている間、世間はいつの間にか米国大統領戦になっていました。
で、蓋を開けてみればトランプ圧勝。
8年前も似たようなことがあったなと思ったら、対立候補がヒラリー ・クリントンで、これもメディアの予想と裏腹にトランプの勝利だったのを思い出しました。
私の同年代はトランプぎらいの人が多いようで、SNSでは「この世の終わり」みたいな書き込みも多々見られるのが興味深いところです。
でも、トランプ勝利で株価が爆上がりだったのは、単純に見て市場が歓迎しているということで、石破さん就任の時に爆下がりだったのと対照的で面白いですね。
日米関係を見れば、ハリス+石破にならなくて良かったと思ってます。
開票してみると、ハリス候補が勝ったところは都心部が多いようで、田舎と言ったら失礼かもですが、トランプは地方で特に強かったみたいです。
昔、マエストロの小澤征爾が「ニューヨークはアメリカじゃないよ」とおっしゃってたのを思い出しましたが、本当にそうみたいです。
トランプを嫌う人の気持ちがわからないではないですが、アメリカ人の多くが移民やジェンダーを推し進めるのにうんざりしてきたのではと思います。
そんなこと、どうでもいいから景気を良くしてくれというのが、大半の人が求めることでしょう。
先日の参議院選挙でもそうだけど、年間1億いくらかの裏金なんて、国民一人当たり1円そこそこという、どうでもいい話です。メディアもそんなことを争点に報道してどうするんだと思いました(そもそも不起訴は不当という判決が)。
国民民主党が伸びたのは「103万円の壁」などといった、 収入に関する政策をはっきり述べていたことがあると思います。
(われらが港区議七戸じゅんさんも、国民民主党がまるで人気のない時から、看板背負ってきたのだから大したものです)。
それにしてもトランプさんと石破さんは相性がわるそうだな。
この先どうなるか。
けっこう波乱の2024年、残り2ヶ月に注目です。