ブラッド・ダイヤモンド

今月、1日の話になるが、銀座に納品しに行ったついでにディカプリオ主演の映画「ブラッド・ダイヤモンド」を見てきた。
アフリカ中部のシエラレオネを舞台にした、ダイヤモンドをめぐる内戦の話で、大変よく出来ていて面白かったのだが・・・いや、アフリカの内戦は何とかならんものかと思った次第だ。
最近、「ホテル・ルワンダ」とかティム・ロビンス主演「輝く夜明けに向かって」など、アフリカを舞台にした映画を見る機会が多かったのだが、共通して言えるのがバイオレンスシーンやたらに過激なことだ。当然ながら、アクションシーンが目的でないから、「宇宙戦争」の火星人のように、前ふりなしにいきなり殺す。人を殴ることや殺すことに、まるでためらいがない。映画だから誇張してるのでもなさそうで、突然侵入してきて、頭を思いっきり殴る。ナタで刻む。機関銃で撃ち殺す。見ていて不愉快な暴力シーンである。
アフリカを長いこと自由旅行していた友人の話では、アフリカを支配しているのは暴力だという。たとえば、泥棒が誰かに捕まったとすると、周りの人間が雲霞の如く集まりボコボコにするというのだ。まあ、見てきたわけではないので、あまりいい加減なことは言えないが、部族同士の抗争が激しいアフリカにおいて力・・・暴力というのは必要悪なんだろう。
白人支配の責任はあるだろうが、同じ植民地でもインドやタイでは状況が違う。おそらく、全然違う文化圏なんだろうな。
それにしてもアフリカ大陸は妙に資源が豊富なことが、利権の取り合いを引き起こし、余計に問題をややこしくしているようだ。日本の経済発展の理由には、利権の絡む資源が少なかったこともあるかもしれない。そういえば北朝鮮の六カ国協議だが、アメリカの軟化の一因に、北に埋蔵されてる豊富なレアメタルが目当てという話がある。こまったものだ。

ブラッド・ダイヤモンド” への3件のコメント

  1. Unknown
    http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/

    こちらのサイトを見ると、アメリカはそう軟化していないようです。

    問題は、事実を正しく報道しない日本のマスコミ…

    って、いつもと同じ構図ですか。

    あまり悲観しないで行きましょう。

  2. なるほど
    かなこさん、先日の花見以来ですね。

    なるほど、簡単に米国が軟化するはずはないと思いましたが、情報ありがとうございます。

    あれから新しい生活は如何ですか? また機会を作り、一杯やりましょう。

  3. レアメタル

    アンチモン、コバルト、ガリウム、セシウム、リチュウム、バナジウム、タングステン、ゲルマニウム、マンガン、プラチナなどの非鉄金属を一般的にレアメタル(希少金属)と言います。このレアメタルの相場が急騰しつつあります。レアメタルは携帯電話、自動車、液晶テレビ…

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