ケネス・ブラナーの「魔笛」


昨日は汐留の試写会場で、ケネス・ブラナーの「魔笛」を見にいく。けっこうスケジュールはタイトだが、せっかくの好意で送られた案内を無駄にするのは勿体ない。大好きな「魔笛」なので、それはなおさら。
ただ以前、ケネス・ブラナーの監督作品はロバート・デ・ニーロがフランケン役を行った「フランケンシュタイン」で見たことがあるが、役者としては天才だが、かなり趣味のわるい人とお見受けした。映像に関してはまったく同じセンスの魔笛で、モーツアルトの優雅な音楽に合うかというと、ちょっと違うぞという感じかな。
魔笛の舞台を戦場に置き換えるというのがミソで、変わっているといえば変わっているが、映像的なことでいえばやや疑問もある。夜の女王のアリアで、歌手の喉ちんこをクローズアップさせる場面などは、かなり見ていてキツいものはある。まあ、写したく気持ちはわかるけどね~。
とはいえ、音楽には最大級の敬意をはらって作られており、音楽監督の力もあってか、その演奏の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。頭で「ああ、趣味の悪い映像だな~」と思っていても、音楽に感動して自然に涙が出てくる。いや、本当の話。
というわけで、何だかんだといって一見の価値あり! 劇場にオペラを見に行くと思えば1500円の特別観賞券は安いもの、ぜひ足を運ばれたし。また英語の魔笛というのも、なかなか面白い感じで。

ケネス・ブラナーの「魔笛」” への1件のコメント

  1. 魔笛(2006英)

    ?
    2006年のモーツァルト・イヤーに作られた作品。これまでシェークスピア作品を次々映画化してきたケネス・ブラナーが監督として、モーツァルト・オペラの傑作「魔笛」に全く自由な解釈を試みたようです。
    第一次世界大戦前夜のヨーロッパ。毒ガスに侵され…

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