物理、芸術、宗教

父との共著に向けて、物理などの科学系の本を読んでいるが、これが意外に面白い。
芸術や宗教に共通するものがあるだろうとは思っていたが、そんなものではなく一部のDNAを除いては限りなく近いものに思えてきた。
そもそも私たちは自分の五感で理解できるものを世界と感じているわけだが、電磁波にせよ、磁力にせよ、重力にせよ、目で見て感じられるものではない。拙著「中学生にもわかる仏教」でも書いたが、それが仏教で言う「空」に通じるものがある。
詳しいことは次回の著書でまとめるが、サイエンスライターの竹内薫氏も、科学のベースが宗教に突き当たるのは偶然ではないと、著書の「世界が変わる現代物理学」でも述べていて興味深い。彼自身、熱心なカソリックというが、それもまた偶然ではないということなのだろう。
さて、どんな本にするべきかね~。

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