横浜美術館〜蔡國強展、行きました

昨日は久々に横浜美術館の「蔡國強 (さい・こっきょう)展」に行ってきました。

北野たけし推薦の火薬パフォーマンスのアーチストとあって、巨大作品はなかなか野見応え。
↑ 特にチラシにもなっている、狼を象った99体のインスタレーションは圧巻。

絵画でも彫刻でも、狼というのはモチーフになったのを見たことがない動物ですが、日本人では発想しない独特な空間を作り出していました。

陶板にストーンペーパーというものを使い、火薬のパフォーマンスで作品を制作するのが、この人のスタイル。

パフォーマンスとの動画とのセットで作品を観るというのが、本来この人の作品を観るスタイルでしょうね。

出来上がった動かない作品は、中国人としてのアイデンティティを感じました。
チャイニーズは桜より、牡丹などの大ぶりの花を好むんですね♪

作品数の展示は思ったより少なく、あっという間に見てしまい、常設企画展を鑑賞。

「戦争と美術」という、あまり楽しくない展示も鑑賞しました。
作品よりも東京大空襲後の銀座の写真などの方がインパクトがあり、戦争とアートとの相性の悪さを感じた次第です。

その中で、宮崎進(みやざき・しん)先生の立体と、ジュートを使った作品を発見。

10年ほど前に、先生は同じ横浜美術館で展覧会をされましたが、もしかしたらそれ以来の来館かもしれません。

絵の脇には「日曜美術館〜シベリア・鎮魂のキャンバス」の記事が。

うーん。

正直言って、この番組・・・姜尚中が先生にインタビュー。
温厚な宮崎先生が見たことないほど、イヤな顔をされて取材の応じていましたが、これってNHKの嫌がらせじゃないかと邪推してしまうような番組でした。

志願兵で中国にわたり、4年にわたってシベリア抑留されていた宮崎先生は、学生にシベリアの話をされたことはありませんでした。

それをこの番組では、自らシベリアの収容所を訪れるという内容でしたが(ほかの番組だったかな)、なんで姜尚中にインタビューさせたのか、意味がわかりませんでした。

遅いランチは「鎌倉bowls みなとみらい店」で”湘南しらす釜揚げ丼”なるものを頂きました。チェーン店ばかりで味は期待してなかったのですが、これはかなりの当たり!

まだ3店舗目くらいの小さなチェーンらしく、鎌倉の本店も機会があったら立ち寄ってみようと思いました♪

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