自殺ということ

最近になって、なぜ人が自殺をするのかということが、理解できるようになってきた。
私自身は、もちろん今まで自殺などは考えたこともないし、これからも多分ないだろうが、だからと言って「自殺は罪」と断罪するだけでは、人間として二流な気もしてきたのである。もちろん、どんな理由があろうと、天から授かった命を断つのは宗教的に言えば殺人と同じで、やってはならぬにことに違いはないのだが・・・一方で「死ぬ気になれば何でもできる」というのも、考えが浅い気がしてきたのである。
寿命の長くなった今ならなおさら、これから過ごさなければならない辛い「生」よりは、死んですべてを終わりにする方が楽という考え方もある。まあ、年寄りがよくいう「ポックリ逝った方が楽」みたいなことだろうか。
それに、人間意外に死ぬ気なってやるほどの覚悟を、ずっと持続させていくのは難かしい。そら、それほどの気概で、事に臨めば10年20年後には成果も出るかもしれないが、それだって保証はないし、長い間には気も萎えたり変わったりするのが人間だ。
じゃあ、だからといって自分は自殺を認めるのかと言えば、断じてノーである。生きていると大変なことも多いが、人生そんなわるいことばかりでもない。
そんなことを思うこの頃。来週あたり、サイトに新しい作品でもアップしようかな。

自殺ということ” への4件のコメント

  1. おひさ~(笑)
    お久しぶりです、うふふ♪田谷で~す。
    この間はカレーの香辛料と石鹸を
    ありがとうございましたっ!
    いやはや、カオスという言葉を耳にしたので
    なんとなく小暮さんのページを覗きにきました。
    ら、ブログが、、、面白そう。。。
    楽しみが増えました!
    ひろこさんに、歯医者の定期健診、
    きちんと行ってますよぉ~とお伝えください。

  2. いらっしゃいませ。
    どんぐりさん、こんにちは。
    お名前書かなくてもわかりますよ~。毎日新聞の小冊子、毎日夫人をめくっていたら、作家の吉村昭氏のインタビューがあり、何でも毎日何10年も欠かさず日記を書いてるそーです。
    労力はかかりますけど、続けてみようと思ってます。
    また遊びに来てくださいね!

  3. Unknown
    ロックランさん、おはようございます!

    こんな前の記事に注目していただき、ありがとうございます!
    もう忘れかけたテーマでしたが、どうご自分と重なるのでしょう。

    いずれご教示くだされば幸いです。

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