メディアの我田引水


昨日テレビをつけていたら、野村元監督とお孫さんが一緒に旅する番組をやってました。

野球解説の時と違って、おじいちゃんの話はひどくつまらなく、
「努力が大切なんだよ」
「大パパ(おじいちゃんと言わせない)は貧乏だったからな~。
 ここからワシは出発しただよ」
「努力をするなんていうのは、当たり前のことなんだよ」
などと、同じお説教の繰り返し。

孫のひでかつくんは、時々大あくびをして、おじいちゃんに怒られてますが、
それでも「おじいちゃん、何を言ってるんだろう?」という顔をしています。
育ちが良いんだね。
でも、おじいちゃんの言ってることはみんな正しいんだけどね。

ところがひでかつくんが「早く、終らないかな~」という顔をしてる時、
常盤貴子さんのナレーションが
「ひでかつくん、そろそろおじいちゃんの話がわかってきたもよう」と、
顔と真逆のことを言ってます。

うーん。
この番組の罪は軽いけど、これがメディアの我田引水というやつだな~。

以前、誰の司会だったか忘れてしまいましたが、麻生総理時代にはこんなやりとりが。

司会「麻生さん、公務のあとは必ず高級バーに行くんですね~」

タレント「ええ~! この大切な時期に高級バーでカクテル~?」

で、菅前総理の時は・・・

菅「菅総理がお好きなのはカツ丼」

タレント「庶民的ですね~」

野村元監督の番組は、どうでもいい番組だったので、すぐチャンネルを変えましたが、
菅元総理は辞める直前に、反日教育を推進する朝鮮学校無償化の手続きをした方です。

メディアというのは、黒いものでも白く、白いものでも黒く見せることができる
ものすごい力があると思ったものです。

もっとも、ひでかつくんの顔は、あまりに思ってることがダダ漏れでしたから、
あのナレーションに心の中でツッコミ入れていた人は多かったかもしれません。

写真は氷川祭りの一枚。
これは天狗なのか、何なのか?

ご存知の方はご教示くださいませ。

メディアの我田引水” への2件のコメント

  1. 天狗様です
    もう一人の天狗だった人への総括を。

    以下コピペです。

    「インテリジェンス・サイクルの機能不全」

     国家が危機に遭遇した時こそ凛とした決断を―。
    国民が一国の指導者に望む究極の役割は、この一事に尽きるのだろう。
    大津波が東京電力の福島第1原子力発電所に襲いかかった直後の
    クライシス・マネージメントがまさしくそれだった。
     いかなる有事も初動の24時間がその後の命運を左右するという。
    迫りくる災厄のさなかに揺るぎない決断をくだせるか。
    福島原発をめぐる日本の指導部の対応も
    大津波の当日こそ勝負の岐かれ目だった。
     福島第1原発では、地震直後に制御棒が炉心におりて、
    原子炉の運転はかろうじて停止した。
    だが地震によって引き起こされた大津波で非常用電源は
    すべて死んでしまった。
    緊急の事態に備えて炉心を冷却するはずの装置は
    ことごとくが動かなかった。
     このまま手を拱いていれば、原子炉内の温度が急激に上がり
    炉心内は空炊きとなってしまう。
    やがて核燃料棒は溶けて大量の放射性物質が原子炉の外に漏れ出し、
    未曽有の放射能汚染を引き起こす―。
    どんなに楽観的な指導者でも3月11日の夜遅くには、
    巨大な災厄が迫っていたことに気づいたはずだ。
    にもかかわらず重い責務を担うべき首相官邸は、
    原発のオペレーターにすぎない東京電力に危機への対応を委ねてしまった。
     一方で東京電力は、炉心溶融が現実のものになりつつあったなか、
    海水を注入して廃炉にすることを躊躇し続けた。
    営利企業の発想の殻を破れなかったのである。
     そのとき首相官邸は、現場からあがってくる
    情報・インフォーメーションを選り分けて、
    重要な決断の拠り所とする情報・インテリジェンスを抽出すべきだった。
    だが世界有数の経済大国ニッポンには、
    官僚機構や民間企業から精度の高い情報を提供させ、
    リーダーの適確な決断につなげる「インテリジェンス・サイクル」が
    作動しなかった。
    そもそも「情報の心臓」に譬えられる機能が
    この政権に備わっていたのかさえ疑わしい。
     日本の首相の采配には、多くの人命が預けられていただけではない。
    原子力発電を主なエネルギー源とする先進各国の社会システムの
    将来もかかっていた。
     だが市民運動家だった菅直人首相は、
    明確な決断をくだせないまま貴重な時を浪費してしまった。
    首相は一部住民の避難は促したものの、事故当日の深夜に入ってもなお、
    原発を緊急に冷却する措置をとろうとしなかった。
    そしてあろうことか、翌12日の朝にはヘリコプターを仕立てて
    自ら福島原発に乗り込んでいった。
     事故対応の最前線で奮闘していた人々は、
    首相一行を迎える準備に振りまわされ、
    福島原発は危機の様相を一段と深めていったのである。
    本来なら首相官邸に陣取って、いち早く非常事態を宣言し、
    最後の決断は首相自身が行って、
    その結果責任は自身が担うことを明らかにすべきであった。
    そのうえで廃炉を前提に原子炉へ大量の海水を注入することを命じる。
    あわせて国際的な緊急行動委員会を立ち上げ、
    欧米の叡智と経験を集めて、福島原発に挑むべきだったろう。
     だが、菅直人首相はその後も東京電力に乗り込んで
    情報の提供が遅いと叱責を繰り返すばかりだった。
    良質な情報を官邸に吸いあげることができないのはリーダーが至らないからだ。
    「インテリジェンス・サイクル」を欠いた日本の指導部は国内だけでなく、
    国際社会からも見捨てられていった。
    地震の発生直後に福島沖にいち早く駆けつけた
    アメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」は、やがて現場を離れていく。
    核災害に備えた防護部隊は原発事故の現場に投入されることは
    遂になかったのである。
     菅直人首相は、
    事故当日の決断のありように重大な過誤があったと自覚することなく、
    政権の座を去った。
    最後の決断をくだす責務は我にあり―。
    選挙を通じて国民に選ばれたはずの首相は、
    譬えようもなく重い責務を担っている
    という認識を欠いていたのだろう。
    だとすれば、リーダー個人の資質の欠如というより、
    この国の政治システムが深刻な機能不全に陥っていることになる。
    今回の退陣劇は常の政変とは異なる本質的な問いを我々に突きつけている。

    以上コピペです。
    出所は、手嶋龍一氏です。
    あーあ、バラしちまった。

  2. てしまさんね
    お頭さん、おはようございます!

    インテリジェンスという単語で、そうじゃないかと思いましたが、
    やはりそうですか。
    彼は局内ではすごく嫌われていたそうですが、
    さすがに的確なことを言いますね。

    菅元総理の件、事実なら(事実でしょうが)万死に値します。
    ただ、元市民運動家などを総理大臣に据えてしまう、わが国のあり方にも問題があるんだろうな。

    慎太郎じゃないけど、「アイツ何者?」ですな~。

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